6月のブログ

【6月のブログ】

【スピードを伴う競技のパフォーマンスアップの続き】

5月のブログで、スピードを伴う競技のパフォーマンスアップという事を書かせて頂きました。「体幹を小さくする」事によってパフォーマンスを向上させる事が出来るよ、という事をお伝えしましたが、今月はその続き的なプラスαとして
【体幹をしっかり動かせる様にする】
という事を行いました。

体幹というのは「背骨に付随するもの」の事を指しますが、体幹の主要構成要素の
【頭、肋骨、骨盤】
これらをしっかりと動かせる様にする改善を行なってから
野球のピッチングやサッカーのシュート、ボクシングのパンチやテニスのサーブ
などをしてもらうと、かなりのパフォーマンスアップが実現出来ました。

文字にすると当たり前の事をしてるだけなんですよね
【体幹を使いやすくした】
すごいシンプルですよね、でも非常に大事で効果的です。
体幹は使ってるようで、なかなか使ってないんですよね。

選手達もコロナの影響で仕事があまり無いから、逆に練習に集中が出来たようで
この2ヶ月で今まで以上にグンっとパフォーマンスを上げた選手が多くいます。
早く試合が出来る状態に戻ってもらって、体幹をしっかり使って、パフォーマンスが上がったのをしっかりと発揮して、勝利を掴んでもらいたいです。


【定義しっかり出来てる?】

コロナの影響で、子供達が学校がないので、公園などは人で溢れかえっていました
それもあり指導者が子供に野球を教える風景をかなり見る事が多かったです。

その中で「あきらかに」「あきらかに」パフォーマンスダウンしている様子を見てしまったので、非常に残念な気持ちになりましたし、子供が可哀想だなと思いました。

その指導者は腕の形を必死に作らせていました。
「腕はこの形が1番いいんだ」「バットは必ずここから出てくる様に打って」
という感じで指導を行っていました。
その結果どうなったかと言うと
『置きティーで、決まった1つのコースは打てるけど、それ以外全く打てなくなった』
という事が起こってしまいました。

そりゃそうですよね、腕の自由度が無い、軌跡の自由度が無いわけですから、決まったコースしか打てなくなるじゃないですか。だから置きティーで練習してて、しっかり飛ばせているのに、実際に打ち始めると全く打てなくなっていて、子供も泣きそうになっていました。

バッティングは『しっかり振れれば飛距離が伸びて打率もあがる』という定義のものではありません。
【どこに飛んでくるか分からない、どれくらいのスピードで飛んでくるか分からないボールに対して、バットを使ってしっかりボールに力を加える】種目です。
確かにその子は、限定されたコースはしっかり振れていました。
しかし、コースが変わる、球速も変わる、という飛んでくるボールには全く反応が出来なくなってしまっていました。あのまま続けたらおそらくあの子は野球を辞めてしまうでしょうね。

指導は選手の能力を向上させる事も出来ますが、選手の能力を下げる事も出来てしまう
怖いものです。【パフォーマンスが向上する定義】というのが間違っていると、どんどん変な方向へ進んでしまう可能性を秘めています。あなたの行なっている競技の能力が向上する定義合っていますか?よーく考えてみて下さいね。

特に最近の傾向として『コツをすぐ知りたがる』という指導者が本当に多いと感じます。
Youtubeなどの影響か、結論・コツを知り、そのコツだけで指導をしている方が本当に多いです。コツだけでやってしまうと、そのコツが当てはまる選手の指導はいいのですけど、コツが当てはまらない選手の指導になると、全く何をしていいのかが分からなくなり、結果として選手を『ヘタクソ』にさせてしまっている事があります。
おそらくですけど、公園にいた指導者もどこかで『コツだけ』を習ってきたんでしょうね。
腕の形のコツ、バットを振る軌跡のコツだけを指導しているので、なぜその子が吸収出来ないのか、他の事に対する応対みたいなのが、ゴッソリ抜け落ちてしまっているようでした。
大変ですけど、自分で実践して、【自分でコツを見つける】という作業をしないと、いけないと思いますよ。