1月のブログ


皆さん明けましておめでとうございます
また今年もブログにお付き合いくださいね。

12月、年末年始と色々なスポーツが行われていましたね
その辺りと私が最近感じている事などを絡めてお話ししたいと思います。

【一挙両得・二兎追うものは〜】
「小さな事からコツコツと」「一つ一つの積み重ねが大事」
というような言葉は小さな頃から、色々な所で聞かれてきた事だと思います。
確かに勉強や、ビジネスなどを成功させる時には非常に大事な事だと思うのですが
ことスポーツの世界だといささかどうなのかな?と感じる事が多々あるのです。

一つ一つの積み重ねが大事というのは非常によく分かるのですが
『一つの事しか出来ない』
という選手が非常に多くなってしまっているという印象を受けました。
例えばボクシング
ボクシングは当たり前ですけど、強烈なパンチを相手に打ち、かつ相手のパンチは当たらず主導権を常に取り続けれるような動作のフローがあり、という事があればかなり有利に試合は運びます。
しかし多いのが
『1発のパンチに力を込めるがあまり、次の動きが悪い、もしくは流れがない』
逆に
『動きの柔らかさ、コンビネーションを良くしようして、KO出来るパンチの強さがない』
という
【パンチの強さ】と【動きの滑らかさ、フロー】
の両立が出来ていないのです。
11月に井上尚弥選手を見てきましたが、日本人で、この2つの項目が両立出来ている選手は残念ながら井上尚弥選手だけだなと色々な試合を見て思いました。

もう一つ分かりやすい例をあげればスプリント
足の速さは【ピッチ】と【ストライド】で決まってしまいます
1秒あたりの回転数であるピッチと、1歩の大きさを表すストライドですが
『ピッチをあげようとするがあまり、1歩の大きさが減ってしまう』
『1歩を大きくしようとするがあまり、回転数が落ちてしまう』
というシーソーのような関係になってしまい、実際にはそんなに速くなっていないという事が多々あると思います。
しかし、世界のトップは【大きなストライドのピッチが速い】んですよね。
ようは両立が出来ているんです。
何のスポーツでもその世界のトップにいる選手たちは、その競技に必要とされる要素の両立が出来ているのです。

なら
「パンチの強さをあげて、その後動きの滑らかさを出していけばいいんですね」
と聞こえて来そうですが、なかなかそれでは上手くいかないのが、スポーツの面白いところなんですよね。実際私自身も前までそう思ってましたからね。
でも、そうじゃないんじゃないかなと思ってからは、選手の伸びも良くなりましたね。
【両立・同時】
なんです。
やはり人間というのは、1度に意識出来る事は1つなんですよね。
だから、パンチの強さをあげようとするときは、やはりパンチの強さに意識がいきますし
動きの滑らかさをあげようとすると、動きに意識がいくんです
しょうがないんです、人間だもの^^
なので、一つ一つで区切ってしまうのではなく
【滑らかな強いパンチ】
という一つの両立出来ているものを練習していく事が大事だと思います。

動画解析や動作の指導などのデメリットの部分が足を引っ張ってしまっているのかなと思うところもありますね。細分化して細かく分けると一見いいように見えるのですけど、あくまでもそれは、分析・解析をする時であって、実際に動作をする時は、【両立】のイメージを持つといいのかなと思いますね。
これやってみると分かってくるんですけど、両立のイメージを持った方が一つ一つも、やり易くなるっていう、不思議な現象が起こるんですよね。一つ一つの時には出来なかったのに、より難しいイメージのある両立をイメージした方がやり易くなるっていう、すごい得した気分になれますよ^^
そのスポーツで必要な要素というのは様々あると思いますが、それを一挙にゲットする!
そんな
【二兎追うものは二兎を得るチャンスがある!】
精神でやってみてください!