12月のブログ

【12月のブログ】

・アンダーロード、オーバースピードトレーニング
あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんね
アンダーロードというのは、負荷を軽くして行うという事です
そして
オーバースピードというのは、いつもよりもスピードの速い練習という事です。
根性論で練習の数をこなしたり、負荷をあげていけば強くなると
考えている方もいらっしゃると思います。
その時、当然ながら行なっている動作のスピードというのは段々と落ちていきます。
つまり
オーバーロード、アンダースピードトレーニング
を行なっているという事です。
確かに体を作り込む(基礎体力をあげる、基礎筋力をあげる)時には、いいのですが、それを試合の直前でもやってしまうのは、いささか首を傾げてしまいます。

ボクシングを例として考えてみましょう
試合が決まるとスパーリングをしっかり行う選手が多いです。
スパーリングのたびに、行うラウンドを増やしたり、自分よりも強いランキングの選手とスパーリングをしたりします。確かにそれもとても大事なことです。
しかし、それは負荷を上げているオーバーロードである事は、認識しておくべきです。
どんどんラウンド増やして、どんどん強い選手強い選手と、試合直前まで行うのはどうでしょうか?
ある時期が来たら今度は、どんどんラウンドを減らして、その代わりスピードをあげ、
自分よりもあまり強くない選手と行い、勝つ感覚、倒す感覚を獲得する。
そういった、アンダーロード、オーバースピードのトレーニングに移行していくことも必要であると私は思います。
そうでないと、自分の体を動かす神経のレベルが上がっていかないのです。

どっちが良い悪いではなく、今の時期はオーバーロードをやるべきかな?アンダーロードをやるべきかな?と時期によってトレーニングというのは変えていかないと選手を強くする事は出来ないのではないでしょうか?


基底面という考え方
【足裏基底面】という言葉を聞いた事があるでしょうか?
足の裏の基の底の面ですから、何となくイメージ出来ますよね。
基底面というのは「体を支える為に必要な床面積」の事を指します。

この基底面という考え方、実は
【移動する事が出来るかどうか】
を担っている重要な要素なのです。

人間が移動出来る条件というのを考えた事があるでしょうか?
人間というのは
【重心が基底面を超えた時に初めて移動する事が出来る】
のです。
逆に言えば、『重心が基底面を超えない限り移動する事は出来ない』
とも言い換える事が出来るのです。

ラグビーの選手から相談を受けた時の事です
「オールブラックスのように、タックルを受けても突き進むパワーが欲しい」
という相談でした。
筋トレや動きの練習などをしているのですが、どうしてもそれが活きてこないという事でした。試合の動画を見せてもらってその理由が分かりました
タックルに対抗するために力を入れようと、自分から足を広げて基底面を広くして、重心が基底面から出ずらくしてしまっていて、移動が起こらずに基底面内で、もがいてしまっている、そんな状況でした。
確かに足を広げる事によって、重心が固定され大きな力を発揮する事は出来るようになるのですが、それはあくまでも
『基底面の範囲内での力発揮』
なのです。
移動を伴う場合には、重心が基底面を超えやすい状況を作り出してあげないと、【移動】することは出来なくなってしまうのです。
なら基底面を小さくして、ナロウのスクワットをして鍛えよう、ってやっても上手くいかないのは説明するまでもないですかね。
当然ながら、基底面の考え方は、ラグビーだけでなく、格闘技や他のスポーツでも応用が利くのは当然ながらですね

筋トレをしてパワーを付けたり、動きの習得をしてパフォーマンスをあげるのもいいですが、それ以前にどうなると移動する事が出来るのかという、前提条件を整えてあげる事がパフォーマンスアップには繋がると思いますよ。

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