腕の力を抜いた方がいい??

【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】
野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。
【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】
というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。
しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。
人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。
少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。
腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。
ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑

 

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