前傾がすごいからって良いわけではない?

人間の体に起きる現象というのは
【振り幅】
というのがキーポイントになります
筋肉(筋繊維)は自分からは収縮する事しか出来ません
筋トレというのは、100kgの重さを動かすとしたら、それを動かすのに必要な筋収縮を生み出す事により筋肉を強くしていきます。
では筋肉を単純に10力を入れる事が出来るとしましょう
10力をいれるとMAXの筋収縮と言う事です
力がなかなか抜けない、緊張しちゃうんだよねという人がいます
こういった人は最初から筋肉が5くらい力が入った状態なのです
なので、どんだけMAXに筋肉を使っても10ー5=5つまり5のパワーしか出す事が出来ないのです。初めから力が入っているので、【振り幅】が小さいのです。

反対にしっかり力を抜く事が出来、常にリラックス出来ているような人は
筋肉が2くらいの力しか入ってないのです
なので、8くらいの筋肉の力しか使わなくても8ー2=6のパワーを出す事が出来るのです
結果として、MAXで頑張った人よりも大きなパワーを出す事が出来るのです。

「一流選手はすごくリラックスして楽にプレーしてるよなぁ」
って誰しもが思った事があるのではないでしょうか?
そうなんです、楽にリラックスしてるから【振り幅】を大きくする事が出来て、パワーを発揮する事が出来るのです
一流選手だから楽に出来る訳ではなく、楽にやってるから一流選手になれるのです



骨盤が前傾していた方がいい
という事はよく言われる事だと思います
陸上や野球やボクシングなど、ほとんどのスポーツで必要とされる要素です

ではその前傾というのは、どのくらい前傾しているのがいいのでしょうか?
自分で腰を反って行けるとこめいいっぱい前傾した方がいいのでしょうか?
とても曖昧ですが、ほどほどに前傾しているのがいいのでしょうか?
なかなか難しい所ですよね

ここでも【振り幅】という事がポイントになるのです。
どういう事かというと
ニュートラルの所から動きの中で、骨盤を前傾出来る角度のの振り幅(角度の大きさ)がとても大事になるという事です
つまり、ずっと前傾していて前傾で行ききってしまっている状態というのは、あまり良くないという事です
ニュートラルから前傾に動く【振り幅】が大事なのです

パンチを例にして考えてみましょう
骨盤がニュートラルのまま、そこから骨盤の角度を変えずに、パンチを打ってみて下さい
腕の力だけしか使う事が出来ず、とても弱々しいパンチになると思います
次に完全に前傾を作り出した状態でパンチを打ってみて下さい
ずっとニュートラルの時よりかは明らかに強いパンチが打てたと思いますが、変な力みや、バランスの悪さを感じるのではないでしょうか
では最後に骨盤をニュートラルから前傾に移動しながら打ってみて下さい
1番強いパンチが打てたのではないでしょうか
体重移動が行われ、勢いよく体重の乗ったパンチが打てたのではないでしょうか

骨盤のニュートラルから前傾への【振り幅】が大きいほど、大きな力を生み出す事が出来るのです

一流選手のモノマネをしてもなかなかパフォーマンスが上がらないのも、ここに要因があると思います。一流選手の骨盤の角度や姿勢などは真似をする事が出来るのですが(それも難しいですが)一流選手の【振り幅】までは真似をする事がほとんどの出来ないのです

運動中に姿勢などを固めてしまうと、この【振り幅】はほとんど生まれなくなります
【振り幅】が生まれるように、リラックスをして体を緩め、大きな【振り幅】を使って大きな力を生み出していく
これがパフォーマンスアップにおいてはとても必要なのではないでしょうか
是非参考にしてみて下さいね

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