前傾を考える

多くの選手、指導者が口を揃えて大事だと言う

【前傾】

当然ながら、人は前に進む・前に力を加えていく生き物ですから
前傾というのは必須になってくるわけです
野球やテニス、バスケや陸上などなんの競技でも必要ですよね

しかしこの、【前傾】もう少し深く考える必要があるんではないかな?
と思う事がしばしばあります
単純に体を前に傾けるだけでいいんでしょうかね?
今回はこの【前傾】というものを少し考えてみる事にしましょう

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傾けるだけだと位置関係が変わってしまう
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今ここに同じ長さの二本の棒があるとします
この二本の棒ですが、その2つの位置関係はどうなっているかというと
同じ位置にいます
当たり前ですよね、左右にずらしていくと、ピタリと重なります

では次の画像ですが
これは二本の棒を単純に30度傾けた画像です
他の作業は加えていません、【前傾】させただけです
ではこの二本の棒の
【位置関係】はどうなっているかと言うと
右側の棒の頭から垂直に左側の棒に向かって線を引くと
左側の棒の頭には付かず
右側の棒の方が下に下がってしまっているのが分かると思います
同じ30度前傾を行なったのに、その位置関係は崩れてしまうのです
では次の画像ですが
これは二本の棒を30度傾けた後
右側の棒だけ、傾けた方向に引き上げることをしました
するとどうでしょう
右側の頭から垂直に左側の棒に向かって線を引くと
左側の棒の頭にはピタリとくっつきました
つまり2つの棒の位置関係は初めの状態から崩れなかったのです

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傾けるだけだと背骨は落ちていく
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これは人間の体でも同じ事が起こります
先ほどの棒を体に当てはめてみましょう

左側の棒(肋骨やお腹や恥骨など体の前面)
右側の棒(後頭部、背骨、仙骨などの体の後面)

として考えてみると
前傾を作ろうとして単純に体を前に傾けるだけだと
右側の棒に当たる体の後面が
左側の棒に当たる体の前面に対して低い位置に来る
つまり『落ちてしまう』ということが起こってしまうのです

そうなんです、単純に傾けるだけだと
【背骨は体の中において、落ちてしまうのです】

 ですから、体の中においての位置関係を壊したくないのであるなら
【背骨を引き上げる必要】
が出てくるのです。
一流選手を見てみると
どの選手も背骨の位置が高いですよね(写真は大谷翔平選手です)
なので
前傾をした時にバランスがよく、前傾をキープしたまま動く事が出来るのです

もう少し言えば
【前傾をした時の方が、直立で立っている時よりバランスがいい】
と言えると思います

かなり概念が違うと思います
【前傾を作り出さなきゃ】
と思っている時点で前傾しやすい体ではない可能性が高いという事です
【前傾している方が楽だから勝手に前傾している】
このような感覚になれれば素晴らしいですね!

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