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競技パフォーマンスの上げ方を知りたいと思っている方へ
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今日、STAの塾生の方に
「野球の球速20km/hくらいあげるのは余裕になってきました」
という力強い話をしてもらった
嬉しい!単純に嬉しい!
私が競技者のパフォーマンスを向上させても
「鈴木さんだから出来るんでしょ」
そう言われてきました
しかし、塾生の方がパフォーマンスを上げることが出来るように
なったということは、私のやり方は間違ってなかったんだと
確信を持つことが出来ました
同時に
「再現性の高い指導方法」
であることも証明出来た気がしました
そんな嬉しくてテンションが上がっている私ですので
今日はSTAのコンテンツの一部をスクリプトで
皆さんにご紹介したいと思います。
特別プレゼントです。
あんまり出し過ぎると、塾生の皆さんに怒られちゃいますからね^^
STAのコンテンツから
⚫️非直線のスピードアップ⚫️
非直線のスピードアップということですが、ただ単に直線というと、それはイコール、
『スプリント能力』
の事をさします。
しかし、非直線となると、イコール、スプリント能力という訳ではないのです。
確かにスプリント能力があるに越したことは無いのですが、それだけではダメなのです。
非直線のスピードが必要になるスポーツというと、サッカー、バスケ、テニス、ラグビーなどなど、様々なスポーツがあると思います。
これらのスポーツはずっと直線を走るだけのスポーツではないですよね。
では直線運動ではないスピードというのは何が決め手になると思いますか?
まず思いつくのが、直線ではないということを考えると出てくる要素として、
『方向転換』
というのがあります。
直線運動であれば方向を変える必要がないので、方向転換ということをしなくていいのですが、非直線の運動となると、必ずと言っていいほど、方向を変える場面が出てきます。
この方向転換の時にスピードをロスしてしまえば、プレイスピードというのは落ちてしまいます。
ではどうしたら方向転換時にスピードをロスすることなく
移動することが出来るかということですが、それは、、
『エネルギーを次の方向へ向かわせる為に
方向転換時にエネルギーバランスを取る』
ということです。
ん〜非常にわけのわからん表現になりましたね。
もう少し具体的に説明していきましょう。
例えば右に走っていて、相手選手が左に移動したので、自分も左に移動しようとする際の説明をしてみます。
右に移動をしているので、エネルギーの向かう方向は右です。
そして相手に合わせて左に移動をするのですが、エネルギーはベクトル(方向)をもったものなので、右に向かって発生しているものはそのまま右に向かいます。
そのエネルギーを足でしっかり踏ん張って吸収して
ゼロにしてもう一度左側に向かってエネルギーを作り出す
ということをしてもいいのですが、これは明らかにロスです。
ではどういった方法がいいかと言うと
切り返しをする時に
「右に発生しているエネルギーの方向を分散して分けてあげる」
ということを行います。
このことにより、エネルギーロスを無くし、左にスムーズに移動をすることを可能にするのです。
どういうことかと言うと
「エネルギーを吸収してゼロにする」
のではなく
「新たな別のエネルギーに変換させてあげる」
のです。
この場合
右回りの回旋エネルギーと左回りの回旋エネルギーに変換してあげるのです。
足で右回りのエネルギーを作り出したら、腕を引くことにより、逆方向のエネルギーを作ってあげることにより、エネルギーバランスを保つのです。
文章にするとよくわからないかもしれませんね^^
これは実際に動いてもらうのが1番わかると思います。
走ってきて腕と足を反対方向に動かすことによってエネルギーバランスを保ち方向転換をする。文章にすると簡単なんですけどね。
是非試してみてください。方向転換のスピードが変わってきます。
STAではこの事は動画で説明をしているので、よくわかると思います。