筋トレ、是か非か、いつまでも話されることですが

✴︎ダルビッシュ選手が筋トレをしているテレビが放送されてました
やっぱり筋トレしたほうが球速は速くなるのではないですか?✴︎

ご質問を頂きました。

先日、テレビでダルビッシュ選手の特集が放送されていたようです。
その中で、ダルビッシュ選手が筋トレをしている(マシンやバーベルなどを用いて)
シーンがあったようです。

それをご覧になられたようで、やっぱりダルビッシュも筋トレするじゃん!っ的な感じでメールを私にしてきてくれたようです。


私がいつ、ちょっとも筋トレをしない、という話をしたのかは知らないですし、覚えてないですが、そのような事は言ったことないと思うんですがね、、、、


ちょっと筋トレの捉え方的なものをこの際お話しさせていただこうと思います。
あくまでも私の考えですよ。


筋トレは別にしていいと思いますよ。
世界の1流選手達もやってますからね。


ただ、「挙上重量にはこだわらない」ほうがいいと思います。


挙上重量にこだわりだすと、それを上げていくことが目的になってしまい
本来、球速を上げる為に、パフォーマンスを上げる為にという目的が
ぶれてしまうからです。

では選手は何の為に筋トレをしているかと言うと

•怪我防止
•筋肉のテンションを整える為
•単純な質量を増やすため

このあたりが目的だと思います。

筋トレは可動域を大きく使って、運動競技では使わない可動域まで
トレーニングします。そうすることにより、筋肉の柔軟性、筋結合組織を強化することが出来、競技における怪我の防止につながります。


さらに、あまり知られていない概念かもしれませんが、筋肉にはテンションという
ものがあります。ハリと呼んだり、張力と呼んだり、筋肉のテンセグリティ構造などと呼んだり、と捉え方は色々ですが、まあテンションがあるのです^^


そのテンションが無い状態は、選手達は、なんかピリッとしないという
ような感覚で感じる事があると思います。


そのテンションを戻す為に筋トレを用いることはあります。
なので、ダルビッシュ選手の動画でも大谷選手の動画でも、誰の動画でもいいから見てみてください。対したこと無い重量でやってますから。
それで、筋肉をピリッとさせて、競技の練習に臨むわけです。
筋トレで全力を出し切って終わりなんてことはあまりないと思いますよ。

あとは、力の生み出し方に気をつけるべきだと思います。
必ず何らかの動作をする時には力が必要です。
ではその力というのを

「何を使って生み出しているか」

ここが大事です。
重心を動かすことで力を生み出しているのか、筋力によって力を生み出しているのか
何によって力を生み出しているかはスポーツのパフォーマンスに大きな影響を与えます。
筋トレをすることによって、その力を生み出すシステムが、筋力によって力を生み出すシステムに移行しがちになります。あくまでもスポーツで使う力は「重心を動かすことによって生み出す」
という方がいいと私は思います。

筋トレは色々な人が色々な事を言います。
別に何が正解で何が不正解なんてのはないと思いますよ。
ただ、ここまで述べてきてなんですが
本当に1番大事なことは
筋トレしてパフォーマンスが上がったのかという

「検証」

をすることです。
これをしている人がほとんどいないことが、私としては疑問です。

その筋トレをして
「パフォーマンスが上がったなら、やればいいし、上がらなかったら、やらなければいいだけの話」
です。
やりっぱなしは1番時間の無駄ですし、疲れるだけです。
ちゃんと何かをしたなら、その効果を検証する癖はつけたほうがいいのではないでしょうか。