
アスリートコーチの鈴木です。
もう若くないし、パフォーマンスアップは無理だろうな
そんな事を思われている方も多いと思います。
一般的に、筋力のピークというのは、20台前半と言われています。そして体力のピークは20台後半と言われています。なので、20歳くらいで、その競技の芽が出ていないと、もうこれ以上は無理だろうなと諦めてしまう方がとても多いです。
しかも昨今の英才教育の流行り、いかに小さい頃からその競技をさせるか、という考えにより、ますます年齢というファクターは重要に見られるようになっています。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
色々なスポーツで一流と言われている選手の中で、20歳くらいで芽が出ていなかったが、その後大活躍をする選手は結構います。
しかも40歳を越えても一線で活躍している選手もいます。
この選手たちはなぜ活躍することが出来るのでしょう?
それは、、、
『運動のシステムが違う』
ということです。
冒頭で言いました、筋力のピークは20台前半だと。そうなんです、筋力で勝負しようと思ったら、やはり若さというのは大事な要素なんですが、動きを筋力で行うのでは無く、エネルギーを使うことによって出来るようにすれば、年齢は運動の良し悪しに関係する要素では無くなるのです。
運動に関するエネルギーは3種類あります。
『並進エネルギー、位置エネルギー、回旋エネルギー』
の3つです。
これらを発生させたり、大きくさせたりするのに、筋力の大小は関係ありません
体重であったり、重心の移動スピードであったりが要素になって来るので、年齢に関係なくなるわけです。
私のクライアントでも20歳を過ぎてから、今まで全くやったことない競技を始め、世界を目指して戦っている選手がいます。当然の事ながら、筋トレはさせていません。
何故なら、筋力で動作をするクセが付いてしまうのを防ぐためです。
年齢は関係ありません。私自身も30歳を越えましたが、今が人生で1番足が速いです、そしてこれからもさらに速くなると思っています。
年齢という壁にぶち当たっているなら、是非ご相談下さい。
何らかのアドバイスは出来ると思いますよ。
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Evan Hafer (木曜日, 02 2月 2017 03:50)
Awesome post.