筋トレしてもパワーが付かない??

アスリートコーチの鈴木です。
 
現在のスポーツ界では、ほとんどの方がウエイトトレーニングを導入し、パワーアップをしようと取り組んでいます。スクワットやベンチプレス、クイックリフトなど、様々なトレーニング種目を行っていると思います。 
  
しかし、実際に競技の時になると、トレーニングしてパワーアップをしたはずなのに、あまりパワーが上がった気がしない、何てことありませんか? 

「俺のあの努力は何だったのか?」

何てことを思ったり、真面目な人だと、

「あぁ練習量が足りなかったんだな」

何て、自分を責める方もいるかもしれません。

そんなに自分を責める必要はないと思います。

なぜなら、運動中のパワー発揮と、ウエイトトレーニングでのパワー発揮は種類の違うものだからです。 
 
どういうことかと言うと、運動中は重心を動かしながら力を発揮するのに対して、ウエイトトレーニングでは重心を固定して力を発揮する、という違いがあるのです。

例えば野球のピッチャーが、マウンドから勢い良くおりてきて、一回止まってそこから投げるという事をしますか?
しませんよね、マウンドをおりてきて、そのおりてきた勢いを利用してボールを投げますよね。前述したのがウエイトトレーニング、後述したのが実際の運動ということなんです。

実際の運動というのはウエイトトレーニングでつけた筋力を利用して運動を行うのではなく、重心の移動によって生じたエネルギーを利用して、運動を行うのです。

なので、利用しているものが違うので、ウエイトトレーニングでつけたパワーが実際の競技で発揮されるかというと、そうではないのです。

重心の移動で生じたエネルギーなんです。この重心の移動で生じたエネルギーというものが人間の作り出せる最大のエネルギーなので、それを使うことを覚えることにより、飛躍的なパフォーマンスアップにつなげることが出来るようになるのです。