練習はちゃんと考えてやりましょうね

アスリートコーチの鈴木です。

年の瀬ですね、学校も冬休みに入り、競技場などにも多くの
学生さんがトレーニングに来ています。

そこでやはり目に付くのは
多くの(ほとんど?)のクラブでやられている

『ミニハードルトレーニングやラダートレーニング』

です。
小さなハードルをリズム良く、ピッチを上げて
走り抜ける練習をされていました。

スプリントにおいて、ピッチを上げることはとても大事なことです。
スプリントというのは

『ストライド』と『ピッチ』

で全て決まってしまいます。
それ以外の要素はありません。

100mでストライドが2m、ピッチが5
だったら、絶対に10秒0なんです。
頑張って走ったからって、力強く走ったって絶対に10秒0なんです。

なので、タイムを決める要素の50%をしめるピッチを上げる練習をするのは
とても大事なことです。
しかしです、ピッチだけあげて、逆にストライドが狭くなってしまっては
まったく意味の無いものになってしまいます。
当たり前ですが、大きなストライドで、速いピッチが必要なんです。
短いストライドでピッチを上げても何の意味も無いです。

100mの一流選手でもピッチが5以上の人はいません。
タイソンゲイ選手で4.8
モーリスグリーン選手で4.8
桐生選手で4.7

なので、5以上は無理と考えた方がいいです。
ということは、ストライドを2m以上に上げない限り、9秒台に乗せることは無理なわけです。

てことは、ミニハードルで1mくらいの間隔でピッチをあげることは、、、

ミニハードルの練習がダメと言っているわけではないですよ
練習方法をちゃんと考えましょうねということを言っているのです。

いよいよ2015年が終わります。
2016年に飛躍出来るように、練習をもう一度見直して見るのもいいのではないでしょうか。