走ることの基本ですが、異端と言われてしまう事かもしれませんね

アスリートコーチの鈴木です。

この写真は、ウサイン•ボルト選手を正面から撮影した映像です。

頭がかなり体の正面から外れています。そして、それに比例して
体もかなり傾いています。

日本では、胴体はまっすぐ固定して走るのを習うようです。
(陸上部の子から聞きました)
体幹の安定がスピードに繋がるというようなことを言うようです。

だとすると、ボルト選手のこの走り方は、日本の教科書からすると

「異端」

ということになりますね。


私はボルト選手の走り方は、全然異端じゃなく、むしろ

「基本」

だと思います。
非常にごくごく当たり前の事ですが、右足を着いたら、次は何足を着きますか?
考えるまでもなく

「左足」

ですよね。当たり前です。
重心が接地足から外れてしまえば、人間はバランスを崩してしまいます。
これも当たり前ですよね。

ということは、重心は、右足の上にあった後は、左足の上に移動するわけです。
ということは、重心は右足と左足の間を往復しながら、100m先に進んで行くのです。
ということは、頭•体は左右に揺れる動きが生じます。

バランスを崩すことなく、左右の重心移動を繰り返しながら進んでいくから
大きな力を発揮することが出来るのです。

何回か前のブログにフェデラー選手のサイドステップが、頭から行くという話をしましたが
直線を走るボルト選手も同じように、頭が重心移動の先頭になっていることがわかると思います。

私にとっては、走ることの基本だと思うのですが、皆さんにとってはどうでしょうか?
異端の考え方なのでしょうか?