しっかりと前でリリースする、まさかやってないですよね?

アスリートコーチの鈴木です。

『ピッチングにおいて、リリースをしっかり前にもってくる』

結構多くの方が信じていることではないでしょうか?
実際に頑張ってそれを習得しようとしている方もいるんではないでしょうか?



でも、申し訳ないですけど、それをやろうとすると

『マウンドと平地での球速が同じ』

という選手になっちゃいますよ。


結構多くの選手が、マウンドで投げる球速と平地で投げる球速とが、たいして変わらない
という悩みを持っています。私が指導してきた選手たちも初めはその悩みを
抱えていました。


マウンドは当然ですが、ちょっと小高い丘になっています。
なので、平地とはちょっと違った現象が起こる可能性が増えます。

それは
『転ぶこと』
です。

ちょっと高いところから、勢い良く、少し下がった所に足を着きにいくわけですから
そりゃミスったら転けますよね。
プロ野球の珍プレー好プレーなどで、転んでいる選手が放送されることがありますが、まさにそうで
転ぶ可能性があるのです。


体をしっかり前に倒して、さらに腕も前に振ったらどうでしょう?
そりゃ、前側にバランスを崩しますよね。
当たり前の話です。
それでも腕をしっかり前に振れと言う指導者がいるので、私としては不思議です。


ではどのようにして、投げたらいいのかと言うと
マウンドではいかに「自分の体よりも後ろ側で腕の動く大きさを確保出来るか」
がポイントになるのです。
体が前に倒れ、腕は体の後ろで動いている。これが転ばないための関係性です。
なので、腕を前にもってこようとすればするほど、体は前にいかず、球速がでないのです。

写真は大谷投手のリリースの瞬間ですが、体の真横に腕があるのがわかると思います。
だから球速が速いんです。彼は、野手としても守備をしていますが、野手の時と投手の時のリリースポイントは違います。ちゃんと理解しているんですね、さすがです。

とにかく体の後ろで腕が動く時間を稼げるかがポイントです。
試してみてください。
わからなければ、ご連絡下さい。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    沼口蓮 (土曜日, 15 12月 2018 12:25)

    マウンドで投げるとどうしても球速が出ません。それはどうしてですか?

  • #2

    鈴木 (月曜日, 17 12月 2018 14:55)

    コメントありがとうございます。
    実際の投げている姿を見ていないので、はっきりとした事はいえませんが、色々理由があると思います。
    ブログでも書いていますように、マウンドによって、平地で投げるよりも胴体は前傾が生まれているのに、腕のポジションが悪い事によって、バランスが崩れ重心移動が弱くなってしまっている可能性はあります。
    他には、加速をさせるのに腕とボールの入れ替えによる加速の方法だと、マウンドに乗ってからのプラスというのはあまり得れなくなりますね。足とボールの入れ替えによる相対速度のアップならマウンドに乗ってのプラスは得られやすいです。
    あとは重心をコントロールして動かせなくなってる可能性もありますね。足をあげて重心移動を起こしてっている場面で重心のコントロールを失って、ただ単にあげた足をぽとっと落としているだけの投げになっていてもマウンドのプラスは得られにくくなってしまいますね。
    色々ありますが、ちょっと上記にあげた点を確認してみて下さいね