ブログ

2019年

5月

07日

5月のブログ

【5月のブログ】
最近ある競技を研究していたのですが、研究していくうちに色々な事が分かってきました。

『一般的に行われているトレーニングを行い続けるとその競技パフォーマンスは落ちる』

という、あまりよろしくない事が分かってきました。

ある方法を試して
「あんまりパフォーマンス変わらないなぁ」
「そのうち良くなるだろうから取りあえず続けるか」
という事は結構あります
その考えというのは
このトレーニングは自分のパフォーマンスを100伸ばしてはくれなかったけど
1か2くらいは伸ばしてくれるから、続ければ30くらいは伸びるかな
という
「トレーニングは何かプラスをもたらしてくれる」
という性善説的な考えです

しかし
『そのトレーニングがパフォーマンスを伸ばすどころかマイナスに働く』
という性悪説的な側面もあるという事を覚えておいた方がいいと思います。

一つ例を出してみましょう
「スクワット」
脚力を鍛える為に行われるトレーニングですが
一般的には
「肩の上にバーを担ぐ」
「膝を出さないようにしてしゃがむ」
「しっかりと股関節を曲げ股関節に乗るようにしゃがむ」
「足先と膝の向きを揃え内側には入れずに少し外に開くようにしゃがむ」
というような方法がアドバイスされます

申し訳ないですけど、この方法をしっかり真面目に取り組むと
まず間違いなく、この競技はパフォーマンスがどんどん落ちていきます
パフォーマンスが変わらないではないです、落ちるんです。
スピードも落ちるし、バランスも崩れます
スクワットというトレーニングが全員に悪いと言っているのではありません
この競技にはこの方法では
マイナスに働くと言っているのです

競技パフォーマンスを向上させるのに、これをやっておけば必ず伸びる
という万能薬的なものは存在しないと思います
各競技、各種目で必要となるものは違ってきます
指導者の皆さん、そこはサボらずにしっかり研究しましょうよ

競技をやってる方、指導してる方に悪いので、競技は断定しないですが
どうやったらパフォーマンスがマイナスにならずにプラスになるかを
よーく考えた方がいいと思いますよ。
日本のレベルが上がる事を願っています。

2019年

4月

03日

4月のブログ

【4月のブログ】
3月は色々な行事があり、なかなかに忙しくもあり、楽しくもありました
イチロー選手の試合を観に行ったり、多くの子供達対象にセミナーを行なったり、ラグビーの五郎丸選手に会ったりと、刺激を受けることの多い1ヶ月でした。そのなかからお話させて頂こうと思います。

【バッティングセミナー】
長野県で子供達を対象に「足を速くするセミナー」「野球の球速あげるセミナー」
「バッティングの飛距離を伸ばすセミナー」というのをやらせて頂きました。
その中でも「バッティングの飛距離を伸ばすセミナーって何やったんですか?」
という声を頂いたので少しご紹介したいと思います。

まず始めに前提として、ボールというのは「物」です。
ですから、何らかの力が加わらない限り、動くことはありません。
では、バッティングにおいてボールに加わる力はいくつあるでしょうか?
それは2つです。
まず1つが当たり前ですが、【バット】からボールに力が加わります。
そしてもう1つが、【空気】からです。これはあまり観点として持っている方は少ないかもしれませんが、バッティングはボールが空気中を飛んでいく、滞空時間が結構ある現象ですので、この空気から受ける力というのは、飛距離を出す上において、非常に大事です。
が、今回は空気から受ける力の話は置いておきますね。

ではバットから受ける力ですが、この力は
【質量】と【速度】
に比例して大きくなります。
ですから飛距離を伸ばすには
「質量を大きくするか」、「速度を速くするか」、「両方上げていくか」
という方法が存在するのです

では【質量】を大きくする方法ですが、「重たいバットを使えばいいんだ」と思うかもしれませんが、これは「バットの重さ+α」が必要になってきます。
では、その+aは何かというと、それは「自分の体」です。
右打ちの選手なら、加えやすい順として、右手、右肘、右肩、、、となっていきます。
どれだけ多くの体のパーツをバットに+a出来るかで「質量」というのは変化していきます。

さらに【速度】ですが、ヘッドスピードをあげようとする時に、トップの位置から
いきなりスピードを上げていくのは大変です。ましてや筋力や体重の無い小・中学生ならなおさらです。
ですので、速度を上げる方法として
【テイクバックでバットのしなりを作る】
という事を行います
テイクバックでバットのしなりを予め作っておく事によって、ボールを打つ時に、しなり戻りにより、速度を上げる事が容易になるのです。
ヒッチとコックを使って、しなりを作るという事ですね。

【質量】を増やす、【速度】を上げる、この2つの指導を行い、小・中学生のバッティングの飛距離は向上したのです。教えているこちらも、成長していく姿が見えるので、非常に楽しかったです。是非、【質量】と【速度】という観点でバッティングを行なってみてくださいね。
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2019年

3月

05日

3月のブログ


私は色々なスポーツの指導をしてます。
野球、サッカー、陸上、テニス、ボクシング、ゴルフ、、、などなど
そうすると決まって
「もともと何のスポーツをやってたんですか?」
「なんで自分がやった事ないスポーツを教えれるんですか?」
という言葉が返ってきます。

そうすると私は決まって
「重心を動かしてプレイする事を教えているんです。なので競技などは関係ないですよ」
という事を言ってきました。

この1ヶ月は、やっぱりその言葉すごい大事だなぁと改めて実感した1ヶ月でした(自分で言っておきながら今更ですが^^)
初心に戻ったような感覚でした。

スポーツをするには必ず【何らかの力】という物が必要です。
力をボールに加えるからボールは飛んでいきますし、力を拳に伝えるから痛いパンチになるのです。
ではその力を【どこで生み出すのか?】
というのが、非常に大事になってきます。
当然、小さな身体パーツで力を生み出すよりかは、大きな身体パーツで力を生み出した方が大きな力を生み出す事が出来ます。
では1番大きな力を生み出す事が出来る箇所はどこかと言うと
それが【重心】なわけです。
ですから重心で力を生み出す事が出来るようになれば、自分の身体において最も大きな力を生み出す事が出来るようになるので、パフォーマンスが上がる可能性がグンと高まるのです。

3月にセミナーがあるので、野球の研究、走りの研究をまたしているのですが
その際実際に、投げたり打ったりして自分で動画を撮って見ながら考察や
研究を進めるのですが
『自分の重心が動いてねぇ』
という事にびっくりしてしまいました。
『あれ?こんな動きだったっけ俺?』
となんかちょっと情けなくなってしまいました。

色々腕の使い方や、動きの方法や、最適な骨格や、という事を研究している内に
肝心要の、【重心を動かしてエネルギーを生み出す】という所が薄くなってしまっていたのです。
もちろん色々な研究は大事なのですが、やはりまず大前提として
【大きなエネルギーを作り出す】
という所が抜けてしまってはしょうがないなぁと、改めて思える事が出来ました。
それがあってか、「まてよ、これをこうしたら重心動かしやすいんじゃないか?」というような新しい発見があったので、これはこれで良かったなと思いましたけどね。

よくSTAでも
「棒グラフを書いたときに1番にくる項目、2番にくる項目を伸ばしていかないといけないのに、5番目とか6番目の項目に必死こいて力を注いでる人が多い」
と言うのですが、やはり棒グラフ1番は
【重心を動かして大きな力を生み出す!】
ここに勝るものはないなぁと実感した次第であります。
皆さんも、自分がやってる事、指導している事が、パフォーマンスを上げるのに
棒グラフ7番目の項目とかになってないかを確認してみるといいと思いますよ

2019年

2月

01日

2月のブログ

競技、動作の定義】

私はもともと、「定義」というものをしっかりと考えてから指導を行う事を心がけています。
「足が速くなる」という事の定義は何なのか?
「高く飛べる」という事の定義は何なのか?
というように。
定義がキチンと定まらずに指導をすると、何の項目を向上させていいのかが曖昧になってしまうからです。

例えば、上の例で言えば
「高く飛べる」という定義が、『いかに足の筋力で床を蹴ることが出来るか』
という定義だったとしましょう(もちろん違いますよ^^)

そうなると、どうやったら足で床をしっかり蹴ることが出来るかなぁ?
って思考になりますよね
そうなると、足の爆発的な筋力を鍛えよう!とかが考えつきますよね
そうなると、スクワットで筋力を向上させ、プライオメトリクスで爆発的な筋力を向上させよう!って、大概なりますよね。

当たり前ですが、定義にしたがって、トレーニングというのを考えるわけです。
ということは、定義が違っては、違うトレーニングを処方する事になるわけです。

病気の診断が違えば、違う薬が処方されるのと同じです。
非常に怖いですよね、自分の病気とは関係ない、違う薬を飲むんですよ。
定義が間違えれば、自分のパフォーマンスアップとは関係ない、トレーニングをするんですよ。非常に怖いですし、勿体ないです。
なので、定義というのは非常に大事になります。

キレの正体】

上の文章で言っていた、定義という事で、今私は
【キレ】というものの定義を研究しています。
よくスポーツの場面で使われる言葉ですね。

キレの良い球を投げるピッチャー、とか
キレのあるドリブルで相手を抜く、とか
キレのあるパンチを打つ、とか

様々な場面で使われる言葉です。
この【キレ】というものの正体、定義って一体何なのかなぁ〜ってのを
ずっと考えてきたのですが、ようやくその正体が分かってきました
そして、そのキレを作り出すのに必要な条件も分かってきました
まだ100%の確信ではないですけど、おそらく正解だと思ってます
指導した選手に明らかに【キレ】が出てきたからです

世の中には色々なトレーニングがあります
筋力トレーニングだったり、アジリティ系のトレーニングだったり、動きのトレーニングだったり、様々存在します。ただそれらのトレーニングでは、【キレ】は獲得出来ないのかなぁって思います。絶対獲得出来ないという訳ではないと思いますが、単に動きが速くなるだけで、【キレ】は出てこないのかなぁって思います。
それは【キレ】の定義がしっかり出来てないからだと思います。

色々なスポーツの、色々な構成要素があります。
それらがキチンと定義づけ出来るように色々とこれからも研究を続けていきたいとおもいます。

2019年

1月

04日

1月のブログ

年末には毎年恒例の格闘技のイベントが多くありました。
私の友人が今年は出ていないので、見るのどうしようかなぁと思ったのですが
やっぱり見ちゃいました^^

私はだいたいスポーツを見るときは同時進行で見る事が多いです
どういう事かと言うと、テレビとタブレットで見るということです。
例えば今回だと、那須川天心選手とメイウェザー選手の試合を見る時は、YouTubeで過去の那須川選手の試合も見たり、メイウェザーvsパッキャオの試合を見たり、井上尚弥選手の試合を見ながら、テレビで試合を見るのです。
見る方としては忙しい見方になりますが、そうやります。
何故かというと、「絶対評価」だけでなく、「相対評価」も常にするという事があるのです。
よく、パッと動きを見せられて「動きどうですか?」って聞かれる事があります。
その動きだけを見て判断を下す『絶対評価』確かにそれも行いますが
他のものと色々比べて判断を下す『相対評価』をすることにより、より評価の精度があがるためです。
一度見ただけで全てが分かる、【神の目】みたいなのを持っていればいいのですが、まだまだそうではないので、見比べながら、試合というのは見ています。

というのをしながら観ると、やはり那須川選手の物足りなさが見えてきてしまいます。
階級が〜という事を言うことがありますが、ガードの上からのパンチであったり、体で押し合いでの圧力をかけるという事をしているのであるならそれも分かりますが、タイミングを合わされてのフックなどでダウンを奪われているのですから、あまり関係なかったのかなと思いますね、もちろんゼロではないでしょうけど。階級が同じであっても、結果は同じだったのかなと思います。やはりパッキャオ戦を見てしまうと、スピードから反応から、パンチの重さから全てが違うのかなと思ってしまいますね。しかもパッキャオとやった時もメイウェザー選手はピークの時から少し落ちてきていると言われていたわけですからね、凄すぎます。

井岡選手も4階級をかけて試合をしていましたが、惜しくも判定で負けてしまいました。
体重が割と近いし、日本人という事もあり、やはり井上尚弥選手と比べてしまいます。
そうすると、井岡強いなぁとはならず、井上尚弥強ぇ〜となって、テレビはそっちのけで、YouTubeの井上尚弥選手を見いってしまいました^^
確かに井岡選手はディフェンスは上手いとは思いますが、やはり重心の位置が井上尚弥選手と比べてしまうといい位置にはないので(他の選手よりはいいと思いますよ)パンチに体重が乗ってこないので、井上尚弥選手のような圧倒的なKOシーンというのはなかなか見ることは出来ないのかなぁと思ってしまいます。
「背骨と腕の位置関係」これは2人で大きな差があると思いますよ。その観点で是非2人を見比べてみてください、はいはいなるほどぉ、って見えてくると思いますよ。
メイウェザー選手にしろ、井上尚弥選手にしろ、やはり非常にいい骨格をしています。
やはり、そこは選手を強くする上においてはマストな部分なんでしょうね。

2018年

12月

12日

12月のブログ

【12月のブログ】

・アンダーロード、オーバースピードトレーニング
あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんね
アンダーロードというのは、負荷を軽くして行うという事です
そして
オーバースピードというのは、いつもよりもスピードの速い練習という事です。
根性論で練習の数をこなしたり、負荷をあげていけば強くなると
考えている方もいらっしゃると思います。
その時、当然ながら行なっている動作のスピードというのは段々と落ちていきます。
つまり
オーバーロード、アンダースピードトレーニング
を行なっているという事です。
確かに体を作り込む(基礎体力をあげる、基礎筋力をあげる)時には、いいのですが、それを試合の直前でもやってしまうのは、いささか首を傾げてしまいます。

ボクシングを例として考えてみましょう
試合が決まるとスパーリングをしっかり行う選手が多いです。
スパーリングのたびに、行うラウンドを増やしたり、自分よりも強いランキングの選手とスパーリングをしたりします。確かにそれもとても大事なことです。
しかし、それは負荷を上げているオーバーロードである事は、認識しておくべきです。
どんどんラウンド増やして、どんどん強い選手強い選手と、試合直前まで行うのはどうでしょうか?
ある時期が来たら今度は、どんどんラウンドを減らして、その代わりスピードをあげ、
自分よりもあまり強くない選手と行い、勝つ感覚、倒す感覚を獲得する。
そういった、アンダーロード、オーバースピードのトレーニングに移行していくことも必要であると私は思います。
そうでないと、自分の体を動かす神経のレベルが上がっていかないのです。

どっちが良い悪いではなく、今の時期はオーバーロードをやるべきかな?アンダーロードをやるべきかな?と時期によってトレーニングというのは変えていかないと選手を強くする事は出来ないのではないでしょうか?


基底面という考え方
【足裏基底面】という言葉を聞いた事があるでしょうか?
足の裏の基の底の面ですから、何となくイメージ出来ますよね。
基底面というのは「体を支える為に必要な床面積」の事を指します。

この基底面という考え方、実は
【移動する事が出来るかどうか】
を担っている重要な要素なのです。

人間が移動出来る条件というのを考えた事があるでしょうか?
人間というのは
【重心が基底面を超えた時に初めて移動する事が出来る】
のです。
逆に言えば、『重心が基底面を超えない限り移動する事は出来ない』
とも言い換える事が出来るのです。

ラグビーの選手から相談を受けた時の事です
「オールブラックスのように、タックルを受けても突き進むパワーが欲しい」
という相談でした。
筋トレや動きの練習などをしているのですが、どうしてもそれが活きてこないという事でした。試合の動画を見せてもらってその理由が分かりました
タックルに対抗するために力を入れようと、自分から足を広げて基底面を広くして、重心が基底面から出ずらくしてしまっていて、移動が起こらずに基底面内で、もがいてしまっている、そんな状況でした。
確かに足を広げる事によって、重心が固定され大きな力を発揮する事は出来るようになるのですが、それはあくまでも
『基底面の範囲内での力発揮』
なのです。
移動を伴う場合には、重心が基底面を超えやすい状況を作り出してあげないと、【移動】することは出来なくなってしまうのです。
なら基底面を小さくして、ナロウのスクワットをして鍛えよう、ってやっても上手くいかないのは説明するまでもないですかね。
当然ながら、基底面の考え方は、ラグビーだけでなく、格闘技や他のスポーツでも応用が利くのは当然ながらですね

筋トレをしてパワーを付けたり、動きの習得をしてパフォーマンスをあげるのもいいですが、それ以前にどうなると移動する事が出来るのかという、前提条件を整えてあげる事がパフォーマンスアップには繋がると思いますよ。

2018年

11月

01日

11月のブログ

【11月のブログ】

10月は今日本のスポーツ界における2トップの選手を生で見てきました
その2トップとは
【テニスの錦織圭選手】と
【ボクシングの井上尚弥選手】です
動画で見るのとはまるで違う、生の動きを見て私なりに感じた事を
皆さんにご紹介したいと思います。

・錦織圭選手
10月に行われた「楽天オープン」
錦織圭選手を見てきました
私が見に行った日は日本人対決となり杉田選手との試合でした

錦織選手の凄さを実感したのは
奇しくも杉田選手の動きがヒントになりました
錦織選手との試合中、私はなんか引っかかるというか
なんとも言えない気持ち悪さを覚えていたのです
それがずっと気になっていたのですが
試合を見ていたら、だんだん分かってきました。

杉田選手はスイングスピードと、実際にボールが飛んでくるスピードが合ってなかったのです。野球のピッチングでいうチェンジアップのようなボールになっていたのです。
ラケットを押す時間が短く、ボールに対して力を加えている時間が短かったのです
逆に錦織選手はラケットがボールを押す方向に動く時間が長く
しっかりとボールに力を加えることが出来ていました

錦織選手もこのくらいの勢いでボールが飛んでくるだろう、というタイミングで動いていたのですが、ボールが来ないので序盤はタイミングが取れていませんでした。
しかし途中から明らかにスピードを落とし、本気度を落とすと、タイミングが合ってきてそこからはもう杉田選手は手も足も出ない感じになりました
「本気度をここまで下げた僕に手も足も出ないのか、なんだか寂しいな」
という錦織選手の心の声が聞こえてくるようでした。

錦織選手のバックはやはり素晴らしく非常にラケットの動きも安定しつつ、しっかりとボールを押すことが出来ていました。体幹部の自転が1人だけ別物でした(自転については先月のブログをご覧ください)あれだけ体幹が自転できると、ラケットが動く事を体が邪魔をしないので、コントロールもよくショットを打つことが出来ます。さらに左右に振られた時もバランスを崩すことなく、力強いショットを打つ事が出来ます。
これは世界レベルの選手の特徴だと思います
【左右に振られた時に、ただ返すだけでなく
力強いコースをついたショットで返す事が出来る】
いわゆる世界上位ランカーの人は皆この能力があると思いますが、そうでない方は左右に振られると返す事は出来ても、ほんとにただ返すだけになってしまいます。
この能力を持ち得ているのは、日本ではやはり錦織選手ただ1人だと思います。

やはり体幹部の自転の大きさというのが、スポーツパフォーマンスの高さを表すと言っても過言ではないのかなと思います。
自転が起こりやすくなる条件というのも存在しますが、それは12月に行われる
タイガーウッズのセミナーでお話ししたいと思いますので、そちらに来ていただくか
それ以降のブログでご紹介したいと思います。

・井上尚弥選手
同じく10月にボクシングの井上尚弥選手のWBSSバンタム級トーナメントを観てきました
結果は皆さんご存知かもしれませんが、1R70秒での衝撃的なKO勝利でした
伝説と言われる試合になると思いますので、その場に立ち会えた事が非常に光栄でした
70秒しか見る事は出来ませんでしたが、色々発見する事が出来ました

井上選手は、2発のパンチでパヤノ選手を倒すのですが、特にフィニッシュブローになった
「右ストレート」このパンチは素晴らしかったです。
まずはその骨格的な所からの話ですが、動画などで観てもらうと分かるのですが、井上選手の右肘は90度くらいの角度になってます。しかし、肘がその角度なんですけどグローブはアゴのすぐ前においてあります。
真似をしてみて下さい。
肘を90度にした状態でアゴの前に置くんですよ。肩をめちゃめちゃ後ろに持ってこないとそのポジションにならないのが分かると思います。画像でも見て分かると思いますが、頭と肩がめちゃくちゃ離れています。
このポジションから放たれる右ストレートはそりゃ威力ありますよね。
しかも動きながらそのポジションになっている訳ですから、自然にその骨格になっている事が分かります。
凄まじい骨格です。そりゃ強いわけですよ。

さらにこの右ストレートを打つ「方向」これが凄いんです。
探してもらうとあると思いますが、リングの上(頭側)から写した映像があるのですが
ありえないような方向に右を放っています
ストレートと呼ぶかフックと呼ぶか、まあそれはいいんですが、パヤノ選手に1番効く
真芯中の真芯に向かって打っています。
動く相手に対して、あの方向に打てるのは、通常のトレーニングなどでは決して得る事が出来ない能力だと思います。
いくらパンチ力があっても、相手にダメージを与える方向に打てなければ、当然倒す事は出来ません。井上選手はそのパンチを打つ方向が素晴らしいのです。
パンチ力があって、パンチを打つ方向が完璧
こりゃ強いわけですよ。
パンチを最適の方向へ打つ事が出来るようになるには、脳のある領域が関わってくるのですが、そこへアプローチしない限り得られる能力ではないと思います。

錦織選手にせよ、井上選手にせよ、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました
見せてくれたと言うより【魅せてくれた】と言ってもいいかもしれませんね^^
2人ともますます活躍して頂いて、もっともっと上の世界を目指してもらいたいと思います。
いやぁ〜見れてほんとよかった!
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2018年

10月

01日

10月のブログ

【10月のブログ】
・公転と自転

【公転と自転】という言葉をご存知でしょうか?
天体とかが好きな方ならご存知だと思いますね。
地球が太陽の周りを回っている事を「公転」といい
かつ、地球自体が回っている事を「自転」と言います
つまり地球は太陽の周りを公転しながら、自転をしているのですね。

なんでこのような天体の話をするのかと言うと
人の体も同じような事が起こっているからです。
例えば投げるという動作
腕は体の周りを後ろから前へ移動します
これを公転と考えます
さらによく見てみると、腕自体も外旋や内旋などが起こり、自転をしているのです。

腕や足などで、公転や自転が起こるのは理解しやすいと思いますが
体幹でも公転や自転は起こっているのです。

投げる動作や打つ動作など
横向きから正面を向く場面が存在する動作には
この公転自転が必要不可欠になります。

特に多くの方が起こりにくいのが
「体幹部のパーツの自転」
です。

いわゆる骨盤の独立性や、背骨の柔らかさ、独立性と表現される部分に
なるかと思います。

この体幹部のパーツの自転が起こらないと
単純にスピードが上がりません。
くるっと素早く動いて投げたかったり、打ちたかったりするのに
ぶわぁんと、あまりスピード感の無い動きになってしまいます。

さらに公転の動きだけで投げる動作を行おうとすると
ボールが飛んでいくベクトルと動作のベクトルが合いづらく
コントロールが悪くなりやすいです。

いわゆる骨格の良さというのは
体幹部の自転の動きやすさに現れる事が多いです
多くの人が体幹部の自転の動きが起こりません
逆に一流選手は体幹部の自転がよく起こります
動きにくい部分が動きやすいから、一流選手はパフォーマンスが高いんですね。
分かりやすいですね。

骨格改善によってスポーツのパフォーマンスが向上する理由として
「体幹部の自転動作の向上」
はかなり大きな要因をしめると思います。
スポーツ選手は取り組むべきポイントだと思いますよ。

・体が軽くなった=パフォーマンスが向上する??

多くの治療家と呼ばれる方達がスポーツ選手のケアを担当しています。
施術を行い、「肩が軽くなった」「腰が軽くなった」など
選手を快適な状態に導いています

では治療を行い、選手の体が軽くなる事により
選手の競技パフォーマンスは今まで以上に向上することはあるのでしょうか?

私はあまりないと思います

別に治療家の方達の腕が無いとか、そういう事を言っているわけでは無く
体が軽くなる事と、競技パフォーマンスが上がる事がイコールでは無いですよ
という事をお伝えしたいのです

よく、野球選手が肩の施術を受け、肩周りが軽くなり
その場でシャドーピッチングを行うと、めちゃめちゃ腕が速く振れるようになり
こりゃ球速も上がってるぞぉ、と意気揚々と練習場に向かうのですが
球速は上がっていない、という事はよくある事です。

体が軽くなると競技パフォーマンスが向上するっていう刷り込みが
何故かほとんどの方に入っています
体が軽くなる=競技パフォーマンスの向上、というような方程式とでも言いましょうかね
そういうものが存在していると思います。

競技パフォーマンスを向上するには
【リズム、タイミング、アクセント】
これらの要素の変化が非常に大事です。

体が軽くなって、腕がいつも以上に振れるようになっても
いつもと同じリズムとタイミングとアクセントでは
いつもと同じ球速になってしまうのです。

体の感覚のいい選手は、軽くなった体に対して生まれてくる
新たなリズム、タイミング、アクセントを感じて動く事が出来るので
パフォーマンスを向上させる事が出来るのです

なので、施術をしてもらい動きやすくなった肩周りに感動するのはいいですけど
「あれ、いつもと動作のタイミングが変わるな」
「ん、アクセントの入る場所が変わるな」
というような事を感じながら、施術後の練習をすれば
体が軽くなった事が、うまく競技パフォーマンス向上に繋げる事が出来るように
なると思いますよ。

2018年

9月

01日

9月のブログ


・当たり前の事からしっかりと考える

結構投げる事を種目としている選手にお話する事ですが、皆さんへぇ〜と言いますし
野球の指導者の方などに話しても、初めて聞きましたと言われることが多いので
少しお話したいと思います

空気中を飛んでいく物体には4つの力が加わります
進行方向に【推力】進行方向反対に【反力】
地面方向に【重力】天井方向に【揚力】
の4つの力が加わります
飛んでいく物体の速度や距離にプラスとして関わる力は
【推力】と【揚力】
です。
ですので、投げる事を種目としている競技は
いかに【推力】と【揚力】を増やして行くことが出来るか?
というのが、指導の目標としてトレーニングをしていくのです
どうですか?すごく当たり前じゃないですか?

では【推力】を増やしていくにはどうしたらいいのか?
それは当たり前ですが、飛んでいく物体を押さないといけません
ですので、押す範囲を長くする事、押すスピードをあげていく事を
これまた目標として練習していくのです
ですから「押し始めのタイミング」が非常に重要です
そのタイミングが合っていないと、せっかくしっかり押せているのに
押す量が減ってしまい、十分に押し切れず、物体が飛んでいってしまうということが
起こってしまいます
どうですか?当たり前の事しか言ってないですよね

では物体を押すのは体のどこの部分かと言うと
大抵は【手】ですね
ですから、物体と手の関係、つまりは【物体の持ち方】というのが
非常に大事になってくるので、1番押せる持ち方を
探す練習はしていかないといけませんね

【揚力】を増やしていくにはどうしたらいいでしょう?
揚力は物体が空気からもらう力ですから、物体が空気中をどのようにして
飛んでいくのかが大事になってきます
圧力差によって生じる力ですの、物体を介して空気中に圧力差を生じさせてあげれば
大きな揚力を獲得する事が出来ます
どのように圧力差を生じさせるかというと、物体の【回転数】を上げることにより
空気中に圧力差を生じさせます

と、ここまでをまとめると、投げる種目において、速度や距離を求めるなら
【推力】と【揚力】を獲得させる為に
【物体を押す】という事と【物体に回転をかける】
という事を両立させていけばいいのです
これはボールなどの球体を投げる時も、やりなどの物体を投げる時も同じです

どうでしょうか?ここでお話したのは、物体におこる物理学の話なので
物体に対して当たり前におこる現象です
この辺りを理解した上で
じゃあこの現象を作り出しやすい骨格はどういう骨格なのかな
という事を指導していかないといけないのです
逆に言えば、ここがしっかり出来れば必ずパフォーマンスはあがるので
指導に迷う事はなくなるんではないでしょうか?
あと、まぐれでパフォーマンスが上がる指導が出来た、というような事もなくなると
思いますよ。確実に選手のパフォーマンスをあげていくことが出来るようになるのではないでしょうか

・井上尚弥選手

先日、井上尚弥選手が、WBA世界バンタム級のベルトを獲得して3階級を制覇しました
そして10月からWBSSバンタム級最強トーナメントが行われる予定です
ここでもその強さを見せつけ、頂点に立ってもらいたいです
ちなみに私もチケットの予約をしたので、非常に楽しみです^^

井上尚弥選手の試合を観ると、「強ぉ!」と思わず声が漏れてしまうほど
強いです
ではその強さは一体どこから来ているのでしょう?

私は井上尚弥選手は、世界でも数少ない
【重心・背骨】を使って戦う事が出来る選手だと思います
ほとんどのボクサーは右軸、左軸の2つを使いパンチを繰り出し
ディフェンスも行います
日本の指導でよく言われる、右の股関節にのる、左の股関節にのるという指導が
この戦い方を作り上げている一旦であるとは思います
左の股関節に体重を乗せ、左軸からのモーメントを使って右ストレートを放つ
というのが、多くのボクサーに共通する体の動きです
この2つの軸を行ったり来たりしながら戦いを行っていきます
2つの軸が離れてしまうと、モーメントが大きくなり、動きが遅くなってしまったり、相手のパンチが入ってくるスペースが出来てしまうので、パンチをもらいやすくなります
ですからこの2つの軸が離れないようにキープして、軸の幅を狭くして戦う事が出来る事
が大事で、それが出来ている選手が、日本チャンピオンになったり、世界チャンピオンになったりしています

しかし、2つの軸で動いている選手は【重心・背骨】を使って動く事が出来る選手と戦うと
手も足も出なくなります
【重心・背骨】を使って動く事が出来る選手は、2つの軸の行き来で動いているわけではないので、3Dで360°どこからでも入ってくる事が出来ますし、どこからでもパンチを打つ事が出来ます
これをやられてしまうと、2つの軸で動いている選手は対応出来ません
何人かの日本人世界チャンピオンが、パンチが全然見えていない相手と戦い
今までの連勝記録を止められてしまうという事がここ数年で何回か起こっています

疲れてきても2つの軸の距離が離れず戦い続けれる能力は素晴らしいのですが
【重心・背骨】を使って動く相手が来てしまうとどうしようもないという感じです
「苦手な相手だった」の一言ですませてしまってもいいかもしれませんが、今の世界のビッグネームの選手はみな【重心・背骨】を使って動くことが出来る選手ですので
目をつむっていい所なのかどうなのかは微妙な所です
本当にメジャーな階級の強いチャンピオンになりたかったら、獲得しておいた方がいい能力なのではないでしょうか?目指すだけでも、プラスに働く事は明確ですからね

今の日本人選手のなかでは唯一、井上尚弥選手だけが【重心・背骨】を使って戦う事が出来る選手だと思います
その井上尚弥選手を生で見る事が出来る、、、楽しみで仕方ありませんね^^

2018年

8月

02日

8月のブログ

【8月のブログ】
・1人のスターでチームは変わる
W杯ロシア大会が終わりました。
結果はフランスが20年ぶりに優勝を勝ち取りました
予選ブロック1回戦でのフランスの戦いぶりを見ると
フランスは厳しいかなと思っていましたが
エムバペ?ンバペ?(カタカナ表記は難しいですね)
19歳のエムバペ選手が決勝トーナメントのアルゼンチン戦で
2得点してからチームの流れがガラッと変わりました
そしてその流れのまま優勝までいってしまいました

6月日本のバスケが崖っぷちに立たされていました
ワールドカップのアジア予選で、あと一つ負けたら
予選敗退が決まるというギリギリのところまで追い詰められていました
しかも相手は強豪オーストラリア
しかし結果として日本はそのオーストラリアから歴史的な勝利を掴みました
その大きな立役者が八村塁選手です
(ニック・ファジーカス選手の存在もかなりでかかったですけどね^^)
NBAのドラフト候補という八村選手はチームの流れを変え
続くチャイニーズタイペイにも勝ち、見事2次予選へ進む事が出来ました

NBAのスーパースター
レブロンジェームズ選手がクリーブランド・キャバリアーズから
ロサンゼルス・レイカーズへ移籍しました
NBAのキングの移籍は一体どういう波を作るのでしょう
色々な噂もささやかれてますからね、○○選手がレイカーズに移籍するんじゃないか
あの○○選手も移籍するんじゃないかと
そして今現在最強を誇るウォーリアーズを倒すのは
レブロン率いるレイカーズなんじゃないかと
動向がとても楽しみです

1人のスターによって、チームも試合の流れも、組織全体さえも変わってしまいます
物理学で考えると、大きな物体であればあるほど、その物体は大きな引力を発生する
というのがあります。
やはり大きな選手は人を引きつける引力が存在するのでしょうね
ではどこが大きいと人は大きな引力を作り出す事が出来るのでしょうか
単純な身長なのか、体重なのか
それはまだ研究中です^^
いつか研究成果を発表出来る日が来ると思います
自分が指導している選手もそんな人を惹きつける【引力】をもった
選手になってもらいたいものです

・治療も出来るんですね
指導している選手に言われた言葉です
パフォーマンスを上げることを目的として私の指導を受けに来てくれているので
痛みなどを取ってもらう事はないと思っていたようです
確かに、筋トレなどを選手に指導してパフォーマンスを向上させていると
競技により生じてきた関節障害というのは、指導とは別物になってしまうかも
しれません(筋肉にアプローチしていてる方が、関節へのアプローチを必要とされるから)
しかし、私は関節へアプローチして、骨格を改善してパフォーマンスを上げていくので
関節へのアプローチの際に、競技により生じた痛みなどは無くすことが出来るのです
というか、関節の自然な動きを取り戻してあげると、自然と痛みは無くなり、且つ
パフォーマンスも上がるのです
痛みを取ることと、パフォーマンスが向上する事は別物ではなく、同じ延長線上にあるのです
なので、怪我をするという事は、その関節が自然に使えていなかったという
体からのサインなので、ありがたく頂戴して指導に活かしていくのです

・サッカーにおいてシュートの精度をあげるには
先月のブログで、現代のサッカーは小さなモーションでシュートをし
ゴールの隅に打つ事が出来る能力を持つ事がスーパースターの条件になった
と書かせて頂きました
そこで読者の方から、その能力をあげるにはどうすればいいですか?
という質問を頂きましたので、皆さんにもシェアをしたいと思います

フリーキックやコーナーキックのように、誰にも邪魔をされずにシュートを打つ事が出来る場面ではなく、ディフェンスがいる状態ではやはり、大きく手足を振りかぶり
シュートを打つ事はなかなかに困難です
ですので、モーションが小さくシュートが打てると、サッカーにおいてはとても有利になります。ディフェンスに対して有利に働くだけでなく、キーパーに対してもモーションが小さくシュートが打てると有利に働きます。モーションが小さいと、キーパーはシュートが飛んでくる準備が出来ず、一瞬反応が遅れます。さらにドリブルかシュートかの判断も難しくなってくるので、さらに準備が遅れてしまうのです。
ではモーションを小さくシュートを打つにはどうすればいいのかという事なんですけど
先ほどのドリブルかシュートかの判断が難しくという文章が少しヒントになるのですが
ドリブルの延長線上にシュートを持ってくるのです
どういう事かと言うと、ドリブルが重心を動かしながら行える事が前提ですが
ドリブルしている際に
【軸足に重心を移動する力を利用してシュートを打つ】
のです
ほとんどの選手が、軸足にもキチンと乗れず、重心も動かしてドリブルが出来ないので
結局手と足を大きく動かしてシュートを打たざるを得なくなっているのです

重心を移動する力でシュートを打つのがよく分かるのは
元フランス代表のジダン選手なんかを見ると、言ってる事が分かると思いますよ
この能力を得るには、軸足にキチンと乗れる事が大事なのですが
脳のある機能が適切でないと、軸足に乗りたくても乗れないという現象が起こってしまいます。脳のある機能が適切でなく、軸足に乗ろうとすると、転んでしまいますからね。
チューニングを行い、脳の機能をよくすると、自然と軸足に乗れるようになり
ジダンのような、踊っているのか、ドリブルをしているのか、シュートをしているのか
その境がないような、滑らかな素晴らしい動きになっていく事が出来るのです
【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】

野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。

【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】

というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。

しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。


人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。

少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。

腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。

ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑
【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】

野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。

【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】

というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。

しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。


人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。

少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。

腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。

ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑
【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】

野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。

【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】

というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。

しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。


人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。

少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。

腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。

ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑
【松坂大輔投手】

平成の怪物と言われて幾久しいですが、やはりすごい投手だという事に変わりはないと思います。その去就が注目されますが、どうなるんでしょうね。
結構youtubeなどでも松坂選手の動画などを見るのですが、なぜ見るのかと言うと

【悪くなったフォームも見る事が出来る】

からです。
通常当然ですが
そのピッチャーの奪三振ショーの動画だったり
最高球速が出たという動画だったり
キレキレの変化球の動画だったり
と、いい所素晴らしい所が写っている動画がほとんどです。
悪くなってしまった状態だと、プロの選手の場合、2軍にいってしまったりクビになってしまったりと、見る機会が無くなってしまうのがほとんどです。

しかし松坂選手はキレキレの西部時代はもちろんの事、メジャー時代の動画、日本球界に帰ってきてからのソフトバンクでの動画など、いい時からなかなか活躍出来なくなってしまった今ままで、余す事なく見る事が出来るのです。

「いいピッチャーのいい所」を研究するのは勿論なんですが
『こうなると人は悪くなっていく』という事が研究出来ることはかなり貴重です。


松坂投手は、『並進エネルギー』を使う投げ方の代表といってもいいくらいの、素晴らしい投げ方をしていました
しかし昨今の松坂選手は、『並進エネルギー』を使うために起こらなくてはならない現象があるのですが、それが起こらなくなってしまっているのです。(もちろん0ではないですが、キレキレの時と比べると明らかに弱くなっています)
いい時の松坂選手を見てるだけではなかなか気づけなかったのですが、最近の松坂選手と見比べる事によって気づく事が出来ます

その現象を選手に指導すると、非常に簡単に『並進エネルギー』を使えるようになり
球速アップにつながるという事が分かりました。
松坂選手のおかげです^^
松坂世代としてやはり松坂大輔という選手は、ずっと私にとってはベンチマークする選手ですね。

その『並進エネルギー』を使うための現象などは下記のセミナーでお話し出来ればと思います。
大谷翔平投手、ダルビッシュ投手、前田健太投手など一流選手を分析して

自分のピッチング能力を向上させるセミナー】

【松坂大輔投手】

平成の怪物と言われて幾久しいですが、やはりすごい投手だという事に変わりはないと思います。その去就が注目されますが、どうなるんでしょうね。
結構youtubeなどでも松坂選手の動画などを見るのですが、なぜ見るのかと言うと

【悪くなったフォームも見る事が出来る】

からです。
通常当然ですが
そのピッチャーの奪三振ショーの動画だったり
最高球速が出たという動画だったり
キレキレの変化球の動画だったり
と、いい所素晴らしい所が写っている動画がほとんどです。
悪くなってしまった状態だと、プロの選手の場合、2軍にいってしまったりクビになってしまったりと、見る機会が無くなってしまうのがほとんどです。

しかし松坂選手はキレキレの西部時代はもちろんの事、メジャー時代の動画、日本球界に帰ってきてからのソフトバンクでの動画など、いい時からなかなか活躍出来なくなってしまった今ままで、余す事なく見る事が出来るのです。

「いいピッチャーのいい所」を研究するのは勿論なんですが
『こうなると人は悪くなっていく』という事が研究出来ることはかなり貴重です。


松坂投手は、『並進エネルギー』を使う投げ方の代表といってもいいくらいの、素晴らしい投げ方をしていました
しかし昨今の松坂選手は、『並進エネルギー』を使うために起こらなくてはならない現象があるのですが、それが起こらなくなってしまっているのです。(もちろん0ではないですが、キレキレの時と比べると明らかに弱くなっています)
いい時の松坂選手を見てるだけではなかなか気づけなかったのですが、最近の松坂選手と見比べる事によって気づく事が出来ます

その現象を選手に指導すると、非常に簡単に『並進エネルギー』を使えるようになり
球速アップにつながるという事が分かりました。
松坂選手のおかげです^^
松坂世代としてやはり松坂大輔という選手は、ずっと私にとってはベンチマークする選手ですね。

その『並進エネルギー』を使うための現象などは下記のセミナーでお話し出来ればと思います。
大谷翔平投手、ダルビッシュ投手、前田健太投手など一流選手を分析して

自分のピッチング能力を向上させるセミナー】

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