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2019年

11月

11日

11月のブログ

【11月のブログ】
10月はスポーツの秋って事で、色々な競技が行われ
私も色々な競技を見に行く事が出来、非常に楽しかったです。
その中で色々感じる事がありましたので、少しお話し
しようかと思います。

【楽天オープン】
今回は錦織圭選手の欠場という、あまり好ましくないニュースで始まったのですが
世界ランキング1位の【ノバク・ジョコビッチ選手】が来てくれたので、いつも以上の盛り上がりがあった楽天オープンに、私も行ってきました。

ジョコビッチ選手はやはり、全然レベルが違いました。
日本人選手と違うのはもちろんなんですが、ジョコビッチ選手の試合の後に、世界ランキング上位の外国の選手がやったのですが、その試合でさえ、全然面白くなく見えてしまうほど、レベルが一枚も二枚も三枚も四枚も違いました。

ジョコビッチ選手の特徴として【バランス】の良さが上げられます。
バランスというと、『バランスボールに乗って鍛える』とか『体幹を鍛えてブレないようにする』とか色々聴こえてきそうですが、そういったバランスとは全く違うものでした。
ジョコビッチ選手は常に
【重心を自分のコントロール下で動かしている】
という事が出来ていました。

そもそも重心を動かしてプレイしていない選手もいましたが、そういった選手は
左右に振られるたびに、一回一回足で踏ん張って、移動してきた勢いを止め、そして打つというのを繰り返しているので、当然疲れるのが早いですし、勢いを止める事に体の仕事を持っていかれるので、ショットの方に全然力を注げず、弱々しいショットを打つのが精一杯な感じになっていました。

以前有名なトレーナーの方が左右に動いた時の、体の止め方のトレーニングを
一生懸命選手に教えているのを見かけた事があります。
股関節にしっかり乗って〜、股関節の角度が〜、体幹の力が〜、内転筋が〜
など細かく教えていましたので
「ああこの選手はどんどんダメになっていくんだろうなぁ」
と思った事を思い出しました。

「人が転ぶ」という定義をご存知でしょうか?
重心が足裏基底面を越えた瞬間に人は転ぶのです、重心が基底面内にあれば転ぶ事はありません。しかし股関節に乗るなんて事をしてしまうと、重心を基底面の端近くにわざわざ自分から持っていく事をしてしまっているのです。
悲しいかな、上記のようなトレーニングをすればするほど、バランスを崩し易くなってしまうのです。
バランスの能力を上げる為にやっているトレーニングで、バランスを崩し易くなる体を、せっせと作っているわけですから、『知らない』という事は本当に怖い事だと思います。
そのトレーナーが選手を弱くしているわけですからね。おお怖っ。

話を戻しましょう。
重心を動かしてプレイをしている選手もいましたが、自分のコントロール下から外れてしまう瞬間が多く存在していて、それを自分のコントロール下に戻すという、変なタイムロスが生じていて、微妙にタイミングがずれてしまうという現象が起きていました。
テニスはスピードが要求され、かつ繊細なコントロールが必要な競技です。
微妙なタイミングのズレによって、ボールをネットに引っ掛けてしまったり、オーバーしてしまったりというミスを引き起こしている様子でした。

ジョコビッチ選手はその中でもダントツで、コントロール下から外れる確率が少ない選手でした。どんだけ左右に前後に振られようが、重心がコントロール出来ているので、どこからでも嘘だろっていう、すごいショットを返す事が出来ていました。
あの安定性が長年世界のトップに居続けれる強さの秘訣なんだろうなと思いました。

あと感じたのは
【ラケットの持ち方】
これが素晴らしいと思いました。
具体的にどういう風に持っているかというのは、説明が難しいので少し割愛しますが
ラケットの無駄な動きが起きずらく、狙った所に打ちやすく、左右に移動した時にも、移動してきた力がそのままラケットに伝わりやすい、という素晴らしい持ち方をしていました。
なるほどなぁと思わず感心してしまいました。
今後取り入れたい要素でした。

ただジョコビッチ選手も最初は、すごくやりずらそうに動いていました。
使用しているボール自体が非常に打ちづらいボールであったこと、新しくなったコートが動きづらいコートであった事、ボールボーイ達の動きが非常に鈍く、全然ジョコビッチ選手のリズムと合わず『ちゃんとしてくれよ頼むわぁ』と声が聞こえてきそうな程になってました。
なのでジョコビッチ選手は、ギアを1個も2個も3個も下げる事により、それに対応する事によって、アジャストしていました。ギアを3段階くらい下げても対戦相手の選手は全くついていけてなかったですから、そのレベルのは差はどれくらいあるんだろうと笑けてきました。
今度はフェデラー選手などとガチ中のガチで戦っているジョコビッチ選手を観てみたいものです。


【タイガーウッズ選手】
めちゃめちゃ悔しいですが、私が行った2日目が、まさかの雨で中止、、、
色々見て感じた事を書きたかったですが、それは叶わず。
東京オリンピックまで持ち越しですかね。

【井上尚弥選手】
10月ではないですが、先日WBSSの決勝戦
井上尚弥選手vsノニト・ドネア選手の試合を観てきました。
さいたまスーパーアリーナが超満員になるほどの大人気、今ボクシングでこれほどまでに人を呼べるのは井上尚弥選手だけだろうなと思います。

試合開始して1R、準々決勝、準決勝同様、1発で全てを終わらせる程の威力のあるパンチをどんどん打っていく井上選手、それをよけるドネア選手、しかし時間が進むにつれ、完全なクリーンヒットまではいかないですが、徐々に当たり始めるパンチ、こりゃ2R、3Rで試合が終わるだろうなという予感がどんどん出てきた2R、問題が生じました。
ドネア選手の左フックが井上尚弥選手の顔面を捕えました。
1発で形勢が逆転してしまいました。試合が終わった後分かった事ですが、眼窩底骨折と鼻骨を折られてたみたいですね。井上選手だけでなくドネア選手も1発で全てを終わらせる程の威力を持っていたという事ですね。
3R明らかに井上尚弥選手の様子が変わりました。立ち姿が明らかに変わりました。
目が見えないから、お互いの距離感が掴みづらい、かつまたフックをもらう可能性があるという事があったのでしょうね、重心の置く位置が変わりました。
そこから井上尚弥選手は我慢のボクシングをしましたね、フックを常にずーっと警戒しながらも中途半端な攻撃をしかけたら、一気に飲まれてしまうから攻めることもしなければ勝てないし、でも目が見えないし、みたいな苦しさが出ていました。
わずかなスペースを見つけてはカウンターを打つという事を繰り返し、ダウンを奪い、判定で勝つ事が出来ました。素晴らしい試合を見せてくれた両選手に感謝ですね。

井上尚弥選手、ドネア選手共々、骨格の良さに目がいきました。
足から骨盤から背骨から全ての骨が綺麗に積み重なり、いわゆるスッと立っている感じの体をしていました。
井上尚弥選手の前に弟の井上拓真選手のタイトルマッチもあったのですが、申し訳ないですが面白くなかったです。背骨が後ろに落ちてしまっていて、腰が常に引けた状態になっていて、まるでパンツを誰か透明人間に後ろから引っ張られながら動いているのかな?と思うほどになっていました。当然そんな骨格では強いパンチを打つ事は出来ず、ハラハラする攻防は見る事が出来ませんでした。
しかし井上尚弥選手の試合はつねにハラハラがありました。きちんと骨が積まれているので、非常にバランスよく動く事が出来、パンチを避けてもバランスが崩れないですし、目線も崩れないので、次の動き次の動きと一切切れる事なく、スピーディーに動く事が出来ていました。
よくボクシングでは足の力をどんどん伝えて行って、最後に拳まで持って行って、パンチを打つという事が言われますが、骨がきちんと積まれていることによって、初めて力は伝わっていくという事が、井上尚弥選手を見てるとありありと分かりました。
骨がきちんと積まれていないと、どんだけ足を動かしてもその力が拳に伝わるという事は起こらないですね。パンチの打ち方を練習する前に骨格を改善した方がいいのではないでしょうか。
今後どういった道を辿るのかは分かりませんが、いちファンとしては、日本人初の5階級制覇なんて事を見せてもらえたら、たまりませんね^^いまは目と鼻の回復に努めてくださいね。最高の試合でした。

2019年

10月

04日

10月のブログ

【10月のブログ】
人間に備わっているものとして、素晴らしいなと思う事が
【多様性】
という事です。
1つの事しか出来ないわけではなく、色々な事を出来る能力というのは
本当に素晴らしいと思います。

この多様性という考え方は本当に重要で、至る所でその考えが見受けられます。
もし人間が一様性の生物であるなら、全員が同じもの食べ、同じものを飲み、という事をしていると思います。しかし、人間は多様性の生物なので、色々な物を食べ、色々な物を飲み、人によって健康である食物は変わってくるという、多様性を有しているのです。
難しく言ってますが、簡単に言っちゃえば
「人によって健康的な食べ物は異なる」
って事ですね。

体でも多様性の部分は色々あります。
例えば股関節を曲げるという動作がありますが、股関節を曲げる動きをする筋肉というのは、色々存在します。大腿四頭筋、腸腰筋、大腿筋膜張筋などです。
複雑な方向に動く事があるから、筋肉が複数存在するという考え方もありますし
もし万が一、1つの筋肉が切れてしまっても、他の筋肉の働きで、股関節屈曲を行う事が出来る為に存在する、という考え方もあります。
いずれにしても股関節1つ曲げるだけでも多様性のある動きがあるのです。

物理的な側面から見ても多様性があります。
当然この世の中は3次元の世界なので、上下左右回旋といった動きが存在します。
なので、投球動作なども、上下をメインにした投動作なのか、回旋をメインにした投げ方なのか、など多様性があるものなのです。

何が言いたいかというと、小難しい話をしてきましたけど
総称して、ものすごく簡単に言ってしまえば
【方法は1つだけではない、もしろ1つだけのはずがない】
という事です。

とかく日本人は、何かの物事に対して
『こっちが正解で、こっちはダメ』
みたいな100対0みたいな状態を作りたがります。
だから
『この投げ方が正しい投げ方で、他の投げ方は良くない』
みたいな変な対立構造を作るのが好きです。
『正しい走り方です』『正しい呼吸の仕方です』
とかいう文言をよく見かけます。
それを見るたびに
【1つのやり方しか知らない可哀想な人なんだなぁ】
と思ってしまいます。
サッカーと陸上とバスケとでは、当たり前ですけど走り方は違います。
だって求められる条件が全然違いますからね。
足でボールを扱っている時の走り方と
色々な方向へ動く必要がなく、誰にも邪魔される事ない陸上の走りと
手でボールを扱いながら走る走り方が、同じなはずがないですよね。
むしろそれが同じだと思っているんだったらやばいですよね。

なので、私はよく使う言葉があります。
【どちらが良いとか悪いとかではなく、単に種類が違うだけ】
という言葉。
Aさんが言ってる理論とBさんが言ってる理論、どっちが正しいんですか?
という質問をもらう事もありますが、単純にどっちが良いとか悪いとかではなく
種類が違うだけの事です。多様性です。
なので本来はAさんとBさんが互いの理論を理解し、もっと大きな視野で包括的に運動というものを理解すればいいのですが、なかなかそういう訳にはいかないみたいですね。

何の方法でも必ずメリット・デメリットがあります。
100%メリットしかないという方法は存在しません。
しかし、ほとんどの方が自分の教えている・信じている理論のメリットにしか目が向かず、盲目的にそれを指導してしまいます。
なので、包括的に色々な方法を理解しつつ、それらのメリット・デメリットを理解し
その選手に、その競技に、その状況に
求められるメリットを提示してあげられ、デメリットを出来るだけ消していくようなトレーニングをしてあげる事が、指導者には必要な要素になるのではないでしょうかね。
ちょっと難しすぎましたかね^^
でもそういう事だと思いますよ。

2019年

9月

06日

9月のブログ

【9月のブログ】
【パフォーマンスアップ】
私がよく骨格の事を発信している事もあり、骨格だけをいじってパフォーマンスを上げる人だと思われていることがありますが、全然そんな事はないです。
私は選手の能力を伸ばすのが仕事なので、選手の能力が伸びる事なら何でもやります。
選手は能力が伸びる事が目的で来てますから、方法は関係ないわけです。
方法を学びにきているわけではないですからね。


だから究極、私が魔法が使えて「えいっ」って呪文を唱えると、能力が向上してくれるなら、それが最高なわけです。
ま、残念ながら、まだ魔法は使えないので、色々ある方法の中で選手の能力を伸ばすのに最適なものを選んで指導しているわけです。


その中でも【骨格を変える】という事はやはり、競技能力を向上させるのに大きな役割を果たすと言えると思います。
基本的には大幅なパフォーマンスアップは
【運動システムを変えること】
が行われなければ、なかなか達成は難しいです。

何の競技でもそうですけど、必ず「何らかの力」が必要なわけです。
速く走るのにも必要だし、速い球を投げるのにも必要ですし、高く飛ぶのにも必要です。
そしてその【運動のシステム・力の発揮システム】を変えないとパフォーマンスは向上していきません。

筋トレや動きの改善などは「力の発揮システムを今の自分より伸ばす」事は出来ます。
ですから、今の自分よりは良くなる事は出来るのです。
しかし、大幅なパフォーマンスアップはなかなかに厳しいです。
「武器を強くする事は出来るけど、システムを変える事は出来ない」
と言ったところでしょうか。


私のところに来てくれる選手の方の特徴は
「その競技をすごい頑張ってやってきた人」
が多いです。
「練習に時間を割き、トレーニングもすごい頑張って、色々勉強もして
それでも、パフォーマンスが上がらない」
という選手の方が多いです。
つまり
『今の自分で伸ばせれるとこまでは伸ばしきった選手』
が多いのです。
そうなると、その選手が今までに身につけている「力の発揮システム」そのものを変えていく事をしないと、なかなかその先へは進めないという事になってしまいます。

その時に有効なのはやはり【骨格改善】という事になるのかなと思います。
骨格を変える事により、今までの力発揮のシステムとは違うシステムで
力を発揮する事が出来るようになります。
そうすると大概皆さん同じようなリアクションを取ります。
まず笑う。そして
【トップの選手はこんな感覚でやってるんですね、ズルイですね】
というような事を言います。
力発揮のシステムが変わった瞬間ですね。

【パフォーマンスアップは運動のシステムを変える事】
そう覚えておくと、パフォーマンスアップの際の目指すべき指針になると思いますよ。

2019年

8月

07日

8月のブログ

【8月のブログ】
7月はドラコンや野球のセミナーや井上尚弥セミナーなど
色々な種類の競技に対峙して非常に楽しかったです
今回はその中から、いくつかパフォーマンスを上げるためのエッセンスを
ご紹介したいと思います。

【ドライバーの飛距離】
なんのスポーツでもそうですが、競技パフォーマンスを向上させるには
必ず何らかの力が必要です。
その力をどう産み出すのか?どの方向へ産み出すのか?
という観点が必要です。

では、ゴルフのドライバーという事を考えてみましょう
力を産み出す事が出来るものは何がありますか?
「自分の体」「ゴルフクラブ」この辺りは何となく分かりますよね。
さらにもう一つとして、「空気」という物があります。
これがあまり観点としてない方が多いかもしれないですね。
ボールは必ず空気中を飛んでいきますから、しっかり空気との関係を考えてあげる必要がありますよ。

もちろん全部で力を産み出す事が出来るのが1番いいですが、短期間で飛距離を伸ばしたいなという方にお勧めなのは、【ゴルフクラブで力を産み出す】という事です。
ゴルフのクラブは色々ある道具スポーツの中でもかなり長さのある道具です。
その分、クラブが持つ・発生出来る力というのも非常に大きなものとなります。
それを使わないのは非常に勿体ないです。

ではどのように実際に使っていくのか、という事ですが。
それは【テイクバック】が肝心になります。
ゴルフはこれまた特殊で
(右利きの場合)自分から意思を持って、しっかり右側にクラブを動かしていくという動作を行います。こういった動作は他の競技ではあまりありません。
野球でもテイクバックはとりますが、体もバットも両方を思い切ってキャッチャー側に持っていくという事はしません。テニスやバトミントンなどもそうですね。
ゴルフはボールが止まっているという特性上、しっかりテイクバックを取れるので、そこで力を作り出さないのは勿体ないですね。

なのでテイクバックでスピードを作り出し、さらに弾性(いわゆる、しなり)を作り出す事によって、一気にクラブで大きな力を作り出すのです。そうすれば2ヶ月で50ヤードUPも全然可能です。
スポーツというのは何の競技でも力が必要です。
その力を【どこで産み出す事が1番効率がいいか】という事を常に考えてあげる事が必要です。

【井上尚弥のパンチの強さ】
井上尚弥選手は、最近5試合、倒すまでに3ラウンド以上かかってません。
それほど、強いパンチを持っています。
記憶に新しいかもしれませんが、1ラウンド70秒1発のパンチで倒した事もあります。
それほどの強いパンチを持っている選手は今のボクシング界全体をみてもかなり少ないです。日本人選手では誰もいません。

ではその強いパンチを何故、井上尚弥選手は打てるのでしょうか?
いくつか要素があるのですが、その中でも
【ずっとゼロポジション】
という要素はかなりデカイと思います。

ゼロポジションというのは、上腕骨と肩甲骨の1番最適な関係の事をいうのですが
ほとんどの選手は狭い範囲でしかゼロポジションを作り出せないのに対して
井上尚弥選手はずっとゼロポジションでいる事が出来るのが
「いつでも、どこでも、どのタイミングでも」強いパンチが打てる要因だと思います。

「ああ、それじゃ肩甲骨を柔らかくすればいいのね」と単純に思うかもしれませんけど
それとはちょっと違うんですよね、ポイントがあるんですよね
聞きたかったり、体感したかったら指導を受けに来てくださいね^^

この「ずっとゼロポジション」というのは、手を使うスポーツではかなり汎用性があります
野球のピッチング、テニスのストローク、バスケのシュート、などなど
様々な競技のパフォーマンスアップに直結している事項だと思います。
是非獲得して欲しい能力ですね。

2019年

7月

01日

7月のブログ

【7月のブログ】

【サニブラウン・アブデル・ハキーム選手】

先日行われた陸上の全日本選手権において
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が100mを10秒02のタイムで優勝しました
この優勝タイムに全く納得がいっている感じのしないサニブラウン選手
まあそりゃそうだろって感じですよね。
アメリカの大学生の中で3位のサニブラウン選手
言い換えれば、日本人で誰もアメリカの大学生のチャンピオンに勝てないって事ですからね
もっと頑張れよって思っても仕方ないですよね。

2年前に全日本選手権でサニブラウン選手が優勝した時に、走りのセミナーを行なったのですが(その動画を買いたいという方はご連絡下さい)今回は少し違う観点から走りが見れましたので、その辺りのお話をしたいと思います。

「負の運動量一致」
この現象が起こっている選手が多いなぁ、という印象が今回のレースではありました。
どういう事かと言うと
『足を前に振り出せば出すほど、仙骨が落ちる』
という負の運動量一致が起こっていたのです。
当然ゴールは自分の前にあるわけですから、より広いストライドをと思い、足を出そうとするのですが、それを行おうとすればするほど、仙骨が落ちてしまい、結果として振りだした足を、重心がスムーズに越えることが出来ず、減速を招いてしまっているという選手が多かったです。
上位の3人、サニブラウン選手、桐生選手、小池選手が負の運動量一致が少なかったように思えます。仙骨も重心も一緒に前方へ動いていました。ただ重心が動く大きさ、動く方向は、桐生選手、小池選手と比べると、サニブラウン選手が1枚も2枚も上のように感じました。
重心の動く大きさ、動く方向の良し悪しはやはり
【骨盤、背骨の動きの良さ】
に比例していました。

どんな体がいい体なのですか?と聞かれると私は決まって
【全身全部ちゃんと動く体】
というように答えます。
サニブラウン選手は、まさに骨盤・背骨がちゃんと動いている、ここの差がそのままスピードの差になっているなという印象を受けました。
やはり骨盤・背骨の改善はスピードを上げる事においてはマストな事項なんだなと改めて思いました。

もう一度過去の動画を見直してみましたが、やはりボルト選手の世界記録の時のベルリンの走りはやばいですね。ボルト選手、ゲイ選手、パウエル選手3人の動きを見てると、凄すぎて笑けてきてしまいます。腰椎の弯曲具合、ポジション、仙骨の位置、寛骨との関係、椎体の角度、また色々分かる事がありますね。
さっそく自分で走って試してみたと思います^^
しかし椎体が前傾していたのは、全日本選手権ではサニブラウン選手だけでしたね。あとは誰も前傾してませんでしたね。やっぱり速さを決めるのはここなのかなぁ。
ただサニブラウン選手も100%の走りではなかったように見えます。後半空回りしてピッチが落ちてましたからね。ストライドが広がりながらあそこでピッチも伴っていたら、おそらく9秒9ジャストくらいは出ていたんじゃないですかね。次の世界陸上が楽しみです!

2019年

6月

04日

6月のブログ


【空間認知能力】
これがほとんどのスポーツにおいて、パフォーマンスの高さを決めてしまう要素の1つだと最近は強く思います。
ボクシングのディフェンス・オフェンス能力
野球のピッチャーのコントロール
バスケのシュート力
テニスのショット能力
などなど
【ターゲット】が存在するスポーツでは【空間認知能力】というのは必須な事項になってきます。
例えば今NBAファイナルがやってますが、バスケット。
シュート力を上げるのに、どんな練習をしているのでしょう?
体幹を鍛えるとシュート力が上がるのでしょうか?
シュートフォームを良くするとシュート力が上がるのでしょうか?
下半身からの力がきちんと手に伝えれるとシュート力が上がるのでしょうか?
いいのかもしれませんが、私にはピンときません。

現在のNBAを代表する選手にステフィン・カリー選手がいます
彼は3Pシュートの名手です。フリーにしていたら、まず間違いなく決めます。
執拗なマークにあいながらも、すごいタイミングでシュートを決めたりします。
フォームをきちんと作ってシュートを打てるタイミングがあればいいですが、当たり前ですが、相手チームがそんな事許してくれるわけがありません。
それでも彼はめちゃくちゃな体勢、めちゃくちゃなタイミングでも、嘘だろって感じで決めてきます。
これは彼の【空間認知能力】が凄いからだと私は思います。

空間認知能力を上げていく事がシュート力を上げていくのに、1番最短で確実な方法だと私は思います。どフリーで自由に打てるタイミングでの実戦で何も意味の無い、自己満のシュート力向上トレーニングをやってもしょうがないですからね。なので私はそういった指導はしてないです。
【空間認知能力を上げた状態で実戦でシュート】
これが1番いい練習方法だと、私は思いますよ。

【井上尚弥選手】
先日WBSS世界バンタム級トーナメントの準決勝が行われ、井上尚弥選手が2Rで鮮やかなKO勝利をあげました。
WBSSは各団体のチャンピオンが出てきているだけあって、今回の準決勝も見応えのある試合でした。対戦相手のロドリゲス選手も相当強い相手でした、井上尚弥選手を抜かしたら、本当に強い選手だと思います。が、残念ながら、井上尚弥選手がいました。

井上尚弥選手はバンタム級にあげてさらに強くなってる印象ですね。もっと上げていって5階級くらい制覇してもらいたいですね。
井上尚弥選手は今までの日本の全スポーツ選手の中でもちょっとグンを抜いてる選手だと思います。
世界で通用する選手は結構います。錦織圭選手だったり大谷翔平選手だったり。今まででもいました、中田英寿選手だったりイチロー選手だったり室伏広治選手だったりと。
しかしグン抜いての世界一という選手は今までいなかったのかなと思います。
錦織圭選手がフェデラーやナダル選手に勝てるか?と言われると、勝てる時もあるかなぁ、くらいだと思います。大谷翔平選手が世界一のピッチャーかと言われると、世界一ではないのかなぁ、となると思います。
しかし今の井上尚弥選手に勝てる選手がいるか?と言われると、ちょっと思い当たらないですね。それくらいの域に達してきているなと思います。すごいです。

強くなるための要素が山程盛り込まれているので、非常に参考になりますね。
がっつり研究して、色々還元していきたいと思います。
あ、そうそうそんな井上尚弥選手の強さの秘密をご紹介するセミナーが7月にありますので、是非来てくださいね。最後は宣伝でした^^

2019年

5月

07日

5月のブログ

【5月のブログ】
最近ある競技を研究していたのですが、研究していくうちに色々な事が分かってきました。

『一般的に行われているトレーニングを行い続けるとその競技パフォーマンスは落ちる』

という、あまりよろしくない事が分かってきました。

ある方法を試して
「あんまりパフォーマンス変わらないなぁ」
「そのうち良くなるだろうから取りあえず続けるか」
という事は結構あります
その考えというのは
このトレーニングは自分のパフォーマンスを100伸ばしてはくれなかったけど
1か2くらいは伸ばしてくれるから、続ければ30くらいは伸びるかな
という
「トレーニングは何かプラスをもたらしてくれる」
という性善説的な考えです

しかし
『そのトレーニングがパフォーマンスを伸ばすどころかマイナスに働く』
という性悪説的な側面もあるという事を覚えておいた方がいいと思います。

一つ例を出してみましょう
「スクワット」
脚力を鍛える為に行われるトレーニングですが
一般的には
「肩の上にバーを担ぐ」
「膝を出さないようにしてしゃがむ」
「しっかりと股関節を曲げ股関節に乗るようにしゃがむ」
「足先と膝の向きを揃え内側には入れずに少し外に開くようにしゃがむ」
というような方法がアドバイスされます

申し訳ないですけど、この方法をしっかり真面目に取り組むと
まず間違いなく、この競技はパフォーマンスがどんどん落ちていきます
パフォーマンスが変わらないではないです、落ちるんです。
スピードも落ちるし、バランスも崩れます
スクワットというトレーニングが全員に悪いと言っているのではありません
この競技にはこの方法では
マイナスに働くと言っているのです

競技パフォーマンスを向上させるのに、これをやっておけば必ず伸びる
という万能薬的なものは存在しないと思います
各競技、各種目で必要となるものは違ってきます
指導者の皆さん、そこはサボらずにしっかり研究しましょうよ

競技をやってる方、指導してる方に悪いので、競技は断定しないですが
どうやったらパフォーマンスがマイナスにならずにプラスになるかを
よーく考えた方がいいと思いますよ。
日本のレベルが上がる事を願っています。

2019年

4月

03日

4月のブログ

【4月のブログ】
3月は色々な行事があり、なかなかに忙しくもあり、楽しくもありました
イチロー選手の試合を観に行ったり、多くの子供達対象にセミナーを行なったり、ラグビーの五郎丸選手に会ったりと、刺激を受けることの多い1ヶ月でした。そのなかからお話させて頂こうと思います。

【バッティングセミナー】
長野県で子供達を対象に「足を速くするセミナー」「野球の球速あげるセミナー」
「バッティングの飛距離を伸ばすセミナー」というのをやらせて頂きました。
その中でも「バッティングの飛距離を伸ばすセミナーって何やったんですか?」
という声を頂いたので少しご紹介したいと思います。

まず始めに前提として、ボールというのは「物」です。
ですから、何らかの力が加わらない限り、動くことはありません。
では、バッティングにおいてボールに加わる力はいくつあるでしょうか?
それは2つです。
まず1つが当たり前ですが、【バット】からボールに力が加わります。
そしてもう1つが、【空気】からです。これはあまり観点として持っている方は少ないかもしれませんが、バッティングはボールが空気中を飛んでいく、滞空時間が結構ある現象ですので、この空気から受ける力というのは、飛距離を出す上において、非常に大事です。
が、今回は空気から受ける力の話は置いておきますね。

ではバットから受ける力ですが、この力は
【質量】と【速度】
に比例して大きくなります。
ですから飛距離を伸ばすには
「質量を大きくするか」、「速度を速くするか」、「両方上げていくか」
という方法が存在するのです

では【質量】を大きくする方法ですが、「重たいバットを使えばいいんだ」と思うかもしれませんが、これは「バットの重さ+α」が必要になってきます。
では、その+aは何かというと、それは「自分の体」です。
右打ちの選手なら、加えやすい順として、右手、右肘、右肩、、、となっていきます。
どれだけ多くの体のパーツをバットに+a出来るかで「質量」というのは変化していきます。

さらに【速度】ですが、ヘッドスピードをあげようとする時に、トップの位置から
いきなりスピードを上げていくのは大変です。ましてや筋力や体重の無い小・中学生ならなおさらです。
ですので、速度を上げる方法として
【テイクバックでバットのしなりを作る】
という事を行います
テイクバックでバットのしなりを予め作っておく事によって、ボールを打つ時に、しなり戻りにより、速度を上げる事が容易になるのです。
ヒッチとコックを使って、しなりを作るという事ですね。

【質量】を増やす、【速度】を上げる、この2つの指導を行い、小・中学生のバッティングの飛距離は向上したのです。教えているこちらも、成長していく姿が見えるので、非常に楽しかったです。是非、【質量】と【速度】という観点でバッティングを行なってみてくださいね。
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2019年

3月

05日

3月のブログ


私は色々なスポーツの指導をしてます。
野球、サッカー、陸上、テニス、ボクシング、ゴルフ、、、などなど
そうすると決まって
「もともと何のスポーツをやってたんですか?」
「なんで自分がやった事ないスポーツを教えれるんですか?」
という言葉が返ってきます。

そうすると私は決まって
「重心を動かしてプレイする事を教えているんです。なので競技などは関係ないですよ」
という事を言ってきました。

この1ヶ月は、やっぱりその言葉すごい大事だなぁと改めて実感した1ヶ月でした(自分で言っておきながら今更ですが^^)
初心に戻ったような感覚でした。

スポーツをするには必ず【何らかの力】という物が必要です。
力をボールに加えるからボールは飛んでいきますし、力を拳に伝えるから痛いパンチになるのです。
ではその力を【どこで生み出すのか?】
というのが、非常に大事になってきます。
当然、小さな身体パーツで力を生み出すよりかは、大きな身体パーツで力を生み出した方が大きな力を生み出す事が出来ます。
では1番大きな力を生み出す事が出来る箇所はどこかと言うと
それが【重心】なわけです。
ですから重心で力を生み出す事が出来るようになれば、自分の身体において最も大きな力を生み出す事が出来るようになるので、パフォーマンスが上がる可能性がグンと高まるのです。

3月にセミナーがあるので、野球の研究、走りの研究をまたしているのですが
その際実際に、投げたり打ったりして自分で動画を撮って見ながら考察や
研究を進めるのですが
『自分の重心が動いてねぇ』
という事にびっくりしてしまいました。
『あれ?こんな動きだったっけ俺?』
となんかちょっと情けなくなってしまいました。

色々腕の使い方や、動きの方法や、最適な骨格や、という事を研究している内に
肝心要の、【重心を動かしてエネルギーを生み出す】という所が薄くなってしまっていたのです。
もちろん色々な研究は大事なのですが、やはりまず大前提として
【大きなエネルギーを作り出す】
という所が抜けてしまってはしょうがないなぁと、改めて思える事が出来ました。
それがあってか、「まてよ、これをこうしたら重心動かしやすいんじゃないか?」というような新しい発見があったので、これはこれで良かったなと思いましたけどね。

よくSTAでも
「棒グラフを書いたときに1番にくる項目、2番にくる項目を伸ばしていかないといけないのに、5番目とか6番目の項目に必死こいて力を注いでる人が多い」
と言うのですが、やはり棒グラフ1番は
【重心を動かして大きな力を生み出す!】
ここに勝るものはないなぁと実感した次第であります。
皆さんも、自分がやってる事、指導している事が、パフォーマンスを上げるのに
棒グラフ7番目の項目とかになってないかを確認してみるといいと思いますよ

2019年

2月

01日

2月のブログ

競技、動作の定義】

私はもともと、「定義」というものをしっかりと考えてから指導を行う事を心がけています。
「足が速くなる」という事の定義は何なのか?
「高く飛べる」という事の定義は何なのか?
というように。
定義がキチンと定まらずに指導をすると、何の項目を向上させていいのかが曖昧になってしまうからです。

例えば、上の例で言えば
「高く飛べる」という定義が、『いかに足の筋力で床を蹴ることが出来るか』
という定義だったとしましょう(もちろん違いますよ^^)

そうなると、どうやったら足で床をしっかり蹴ることが出来るかなぁ?
って思考になりますよね
そうなると、足の爆発的な筋力を鍛えよう!とかが考えつきますよね
そうなると、スクワットで筋力を向上させ、プライオメトリクスで爆発的な筋力を向上させよう!って、大概なりますよね。

当たり前ですが、定義にしたがって、トレーニングというのを考えるわけです。
ということは、定義が違っては、違うトレーニングを処方する事になるわけです。

病気の診断が違えば、違う薬が処方されるのと同じです。
非常に怖いですよね、自分の病気とは関係ない、違う薬を飲むんですよ。
定義が間違えれば、自分のパフォーマンスアップとは関係ない、トレーニングをするんですよ。非常に怖いですし、勿体ないです。
なので、定義というのは非常に大事になります。

キレの正体】

上の文章で言っていた、定義という事で、今私は
【キレ】というものの定義を研究しています。
よくスポーツの場面で使われる言葉ですね。

キレの良い球を投げるピッチャー、とか
キレのあるドリブルで相手を抜く、とか
キレのあるパンチを打つ、とか

様々な場面で使われる言葉です。
この【キレ】というものの正体、定義って一体何なのかなぁ〜ってのを
ずっと考えてきたのですが、ようやくその正体が分かってきました
そして、そのキレを作り出すのに必要な条件も分かってきました
まだ100%の確信ではないですけど、おそらく正解だと思ってます
指導した選手に明らかに【キレ】が出てきたからです

世の中には色々なトレーニングがあります
筋力トレーニングだったり、アジリティ系のトレーニングだったり、動きのトレーニングだったり、様々存在します。ただそれらのトレーニングでは、【キレ】は獲得出来ないのかなぁって思います。絶対獲得出来ないという訳ではないと思いますが、単に動きが速くなるだけで、【キレ】は出てこないのかなぁって思います。
それは【キレ】の定義がしっかり出来てないからだと思います。

色々なスポーツの、色々な構成要素があります。
それらがキチンと定義づけ出来るように色々とこれからも研究を続けていきたいとおもいます。
【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】

野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。

【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】

というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。

しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。


人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。

少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。

腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。

ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑
【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】

野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。

【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】

というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。

しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。


人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。

少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。

腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。

ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑
【とかく腕の力を抜かせたがる日本の指導者】

野球に限らず、ゴルフやテニスなど、手で道具を扱うスポーツでは
伝統的に言われ続けてきた事があります。

【力んでる・力が入ってるぞ、腕の力・肩の力を抜いてリラックスしろ!】

というようなアドバイスです。
腕が振れていない、バットコントロールが甘い、ミスショットが出る、、、
様々なミスの場面で度々登場するアドバイスです。

しかし、私はこのアドバイスこそが、よりミスを誘発してしまう要因であると考えています。力が入っているから動きが固い、だからこそ力を抜かせる、一見良さそうに思いますが、では一体どこがミスを誘発してしまう要因なのでしょう。


人間の体というのは必ずですが、バランスを取りながら運動をしています。
バランスが取れていないと、転んでしまいますからね。
平行感覚的なバランスの事も含みますが、体の緊張のバランスも取りながら運動をしているのです。
どういう事かと言うと、前述にあった
【腕の力を抜け!】
というアドバイスですが、これを忠実に守ると一体どういう事が起きると思いますか?
それは
【体幹に力が入り、体幹の動きが固くなる】
という事が起こります。
バランスなんです、どこかを抜けば、どこかが入るんです。
腕の力を抜こうとすればするほど、体幹は動かなくなっていき、バランスの取れた、滑らかな動きが出来なくなっていくのです。

少し前に、野球のブログで
【手投げも出来ないのに、全身を使ってもしょうがない。むしろマイナスに働くだけだ】
というようなブログを書いた事があります。
道具を扱う競技であれば、必ずコンタクトポイントというものが存在します。
そのコンタクトポイントが甘いと、道具に力が伝わらなくなり、コントロールも出来なくなってしまうので、まずはコンタクトポイントをきちっとしてから、大きな力を生み出していくべきだという内容のブログでした。

腕の力を抜けば抜くほど、コンタクトポイントがぶれやすくなっていきます。
体幹が固まり、動かなくなり、さらにはコンタクトポイントもぶれてきちっと力が道具に伝わらない、ん〜よろしくない状況ですね。

ですから、腕はしっかり力が入っていいと私は思います。そして腕がしっかり力がはいっているので、逆に体幹の力が抜け、バランスの取れた滑らかな動きが実現出来ると考えています。
写真は世界ランキング1位に返り咲いた、ラファエル・ナダル選手です
どうでしょう、腕の力がしっかり抜けて打っているんでしょうかね?
私はナダル選手の試合を見る限り、腕をしっかりコントロールしているが、体幹の力はぬけているので、左右の動きのスピードが怪物級、という風に見えるのですが、みなさんはどうでしょう。私だけですかね、そういう風に見えるのは 笑
【松坂大輔投手】

平成の怪物と言われて幾久しいですが、やはりすごい投手だという事に変わりはないと思います。その去就が注目されますが、どうなるんでしょうね。
結構youtubeなどでも松坂選手の動画などを見るのですが、なぜ見るのかと言うと

【悪くなったフォームも見る事が出来る】

からです。
通常当然ですが
そのピッチャーの奪三振ショーの動画だったり
最高球速が出たという動画だったり
キレキレの変化球の動画だったり
と、いい所素晴らしい所が写っている動画がほとんどです。
悪くなってしまった状態だと、プロの選手の場合、2軍にいってしまったりクビになってしまったりと、見る機会が無くなってしまうのがほとんどです。

しかし松坂選手はキレキレの西部時代はもちろんの事、メジャー時代の動画、日本球界に帰ってきてからのソフトバンクでの動画など、いい時からなかなか活躍出来なくなってしまった今ままで、余す事なく見る事が出来るのです。

「いいピッチャーのいい所」を研究するのは勿論なんですが
『こうなると人は悪くなっていく』という事が研究出来ることはかなり貴重です。


松坂投手は、『並進エネルギー』を使う投げ方の代表といってもいいくらいの、素晴らしい投げ方をしていました
しかし昨今の松坂選手は、『並進エネルギー』を使うために起こらなくてはならない現象があるのですが、それが起こらなくなってしまっているのです。(もちろん0ではないですが、キレキレの時と比べると明らかに弱くなっています)
いい時の松坂選手を見てるだけではなかなか気づけなかったのですが、最近の松坂選手と見比べる事によって気づく事が出来ます

その現象を選手に指導すると、非常に簡単に『並進エネルギー』を使えるようになり
球速アップにつながるという事が分かりました。
松坂選手のおかげです^^
松坂世代としてやはり松坂大輔という選手は、ずっと私にとってはベンチマークする選手ですね。

その『並進エネルギー』を使うための現象などは下記のセミナーでお話し出来ればと思います。
大谷翔平投手、ダルビッシュ投手、前田健太投手など一流選手を分析して

自分のピッチング能力を向上させるセミナー】

【松坂大輔投手】

平成の怪物と言われて幾久しいですが、やはりすごい投手だという事に変わりはないと思います。その去就が注目されますが、どうなるんでしょうね。
結構youtubeなどでも松坂選手の動画などを見るのですが、なぜ見るのかと言うと

【悪くなったフォームも見る事が出来る】

からです。
通常当然ですが
そのピッチャーの奪三振ショーの動画だったり
最高球速が出たという動画だったり
キレキレの変化球の動画だったり
と、いい所素晴らしい所が写っている動画がほとんどです。
悪くなってしまった状態だと、プロの選手の場合、2軍にいってしまったりクビになってしまったりと、見る機会が無くなってしまうのがほとんどです。

しかし松坂選手はキレキレの西部時代はもちろんの事、メジャー時代の動画、日本球界に帰ってきてからのソフトバンクでの動画など、いい時からなかなか活躍出来なくなってしまった今ままで、余す事なく見る事が出来るのです。

「いいピッチャーのいい所」を研究するのは勿論なんですが
『こうなると人は悪くなっていく』という事が研究出来ることはかなり貴重です。


松坂投手は、『並進エネルギー』を使う投げ方の代表といってもいいくらいの、素晴らしい投げ方をしていました
しかし昨今の松坂選手は、『並進エネルギー』を使うために起こらなくてはならない現象があるのですが、それが起こらなくなってしまっているのです。(もちろん0ではないですが、キレキレの時と比べると明らかに弱くなっています)
いい時の松坂選手を見てるだけではなかなか気づけなかったのですが、最近の松坂選手と見比べる事によって気づく事が出来ます

その現象を選手に指導すると、非常に簡単に『並進エネルギー』を使えるようになり
球速アップにつながるという事が分かりました。
松坂選手のおかげです^^
松坂世代としてやはり松坂大輔という選手は、ずっと私にとってはベンチマークする選手ですね。

その『並進エネルギー』を使うための現象などは下記のセミナーでお話し出来ればと思います。
大谷翔平投手、ダルビッシュ投手、前田健太投手など一流選手を分析して

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